ｶﾆ捕り 用水転落小1死亡…埼玉

埼玉･三郷の用水路で男児が流され死亡 ｢ｶﾆをとっていた｣

産経新聞 [9/20 10:30]

19日午後3時40分ごろ､埼玉県三郷市戸ｹ崎の用水路で､同市立戸ｹ崎小学校1年の男児(6)が転落し､流された｡男児は約5ﾒｰﾄﾙ先の水中で消防隊員に救助されたが間もなく死亡した｡

吉川署によると同時刻ごろ､一緒にいた同級生の男児(7)が｢ｶﾆを捕っていたら友達が落ちて流された｣と交番に届け出た｡

用水路は幅約1･3ﾒｰﾄﾙ､深さ約1･5ﾒｰﾄﾙで､流れは緩やかだった｡周辺は高さ約1ﾒｰﾄﾙの金網で囲われていたが､子供が通れる隙間があった｡同署は､男児が隙間から用水路内に入り誤って転落したとみて､遺体を司法解剖するなど詳しい原因を調べる｡

用水路の前をよく通るという男性(77)は｢周りのﾌｪﾝｽには隙間があり､子供は簡単に流されてしまう｣と指摘｡
近くの自営業の男性は｢ｶﾆやｻﾞﾘｶﾞﾆがおり､遊び場になっている｣と話した｡