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容疑者は「17犯罪歴」と「最近刑務所出所」報道…トルコ女子大生死傷事件
スポーツ報知 9月12日(木)7時5分配信
トルコ中部の観光地・カッパドキアで新潟大4年の栗原舞さん(22)が刺殺され、女子学生(22)が重傷を負った事件で、捜査当局に拘束された容疑者の男が10日、調べに対し「私がやりました」と犯行を認めた。
カッパドキアの地元紙記者が捜査幹部の情報として明らかにした。
トルコのドアン通信などによると、拘束されたのは26歳の電気作業員。
捜査当局は事件現場の遺留物から検出されたDNAと男のDNAが一致するかを鑑定するため、首都・アンカラの研究施設に男のDNAを送った。
凶器の捜査や動機の解明も急ぐ。容疑者は27歳との報道もある。
一部メディアによると、容疑者には薬物乱用、わいせつ、窃盗など17の犯罪歴があり、最近刑務所から出所したばかりだった。
被害者が滞在していたギョレメ周辺を数日前から赤い車で走り回っていたという。
検察当局は、今回の事件に関する捜査情報を一切発表しない方針を決めた。
捜査当局は、複数箇所を刺されて重傷を負った女子学生の入院先に男を連行し、学生は「この人です」と証言した。
重傷を負った学生は、通りがかった観光客らに「友達を助けてください」と必死に求めていたという。
フランス人観光客らが道路脇のくぼみで血を流す2人を発見。
近くにいた父親(55)から連絡を受けたイブラヒム・ブダックさん(30)が駆けつけた。
ブダックさんによると、2人は栗原さんを下にした状態。
女子学生は助けを求め「日本大使館に連絡してください」と訴えた。
約150メートル離れた場所に2人が乗っていたとみられるマウンテンバイクが倒れていた。
加藤勝信官房副長官は11日の記者会見で、女子学生の容体について「意識もはっきりしており、徐々に回復に向かっている」と述べた。
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13/09/12 09:15:21