- 乳児・幼児
- 匿名
- 13/07/18 16:25:04
パパママ必見! 3歳のときの不規則な睡眠習慣が7歳になったときの学力低下を引き起こすことが判明
ロケットニュース24 7月18日8時00分
仕事などで忙しい毎日を送る大人にとっては、 規則正しい睡眠時間がとれないことはある程度 仕方のないことかもしれない。
だが、幼い子ど もにとって睡眠時間が乱れる事は「仕方が ない」では済まされないほど致命的な問題のよ うだ。
最新の研究によると、3歳のときの不規則な睡眠が、7歳になったときの学力低下を引き起こすことが明らかになったという。
しかも、その影響は7歳のときだけでなく、
その後の人生を左右するほど大きなものと
なり得るそうだ。
幼い子を持つパパママは要注意である。
子どもたちの睡眠習慣と学習能力を比較
英ロンドン大学のイヴォンヌ・ケリー教授は、 7歳の子ども1万1200人を対象に調査を
行っ た。
計算力や読解力を測るテストを子どもたちに
受けさせて、その結果と彼らが3歳・5歳・7 歳の時点での睡眠習慣とを比較した。
3歳のときの睡眠が不規則だった子どもほど
7歳のときの学習能力が低いすると、
3歳のときの睡眠時間が不規則だった子どもは
テスト結果が良くないことが判明。
規則正しく十分な睡眠をとっていた子どもと
比べるとその差は歴然としていたとのこと。
特に女の子のほうが、不規則な睡眠による
悪影響を受けやすいこともわかったそうだ。
睡眠がもっとも不規則になりやすいのは
3歳の頃。また睡眠習慣がもっとも不規則になりやすい年齢は、3歳であることも明らかに
なった。実に5人に1人が、3歳の時点での
就寝時間が定まっていなかったとのこと。
その後7歳に近づくにつれて、半数以上の子どもたちが規則正しい睡眠をとるようになっていたという。
幼児期の不規則な睡眠習慣はその後の人生に
おいても悪影響となり得る。
教授によると「幼児期における睡眠は成人後にはない非常に重要な役割を担っている」という。
「子どもにとっての睡眠時間は、
日中に新しく習得した知識や能力を脳が整理し保存していく時間でもあります。その時間が
不十分だったり不規則だったりすると、
学習能力に悪影響を及ぼし、さらにその後の
人生においても 大きな損失となり得るのです
」とのこと。
子どもの睡眠時間を奪っているのは
親である可能性。
さらに教授は「忙しい生活を送る親たちが、
子どもたちから規則正しい睡眠を奪っている
可能性がある」と懸念している。
「より多くの時間を子どもと一緒に過ごそうとするあまり、無意識のうちに自らの不規則な
生活習慣に子ども を巻き込んでしまう親も
少なからずいます」とのこと。
「子どもにとっては、親との時間と同じくらい 睡眠時間は大切なもの」だと、
教授は指摘して いる。
愛するあまり親が子どもの睡眠時間を
奪うことのないよう注意したいものだ。
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