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- 匿名
- 13/06/04 23:55:50
修学旅行中に生徒が死亡 「移動で4時間以上、健康に配慮せず」と両親が県を提訴
新潟市中央区の県立はまぐみ特別支援学校高等部3年の女子生徒(当時17歳)が
修学旅行中に体調を崩して死亡した問題で、
生徒の遺族が3日、「健康に関する安全を配慮すべき義務を怠った」などとして、
県を相手取り約7500万円の損害賠償を求める訴訟を新潟地裁に起こした。
訴状によると、脳性まひの障害があった生徒は2011年6月1日に修学旅行に参加。
体調を崩して嘔吐おうとを繰り返したため、
同校は2日に群馬県内のホテルで生徒を家族に引き渡し、
生徒は新潟市内の病院に搬送されたが、脱水性ショックで翌日死亡した。
旅行はホテルに着くまで新幹線とバスで4時間以上かかり、
生徒の健康に十分な配慮義務を尽くしたとは言えないと指摘。
また、同行した医師に生徒の健康状態などを十分に伝えておらず、
医師は点滴や緊急搬送の必要性を十分判断できなかった、などと主張している。
提訴後に記者会見した生徒の父親(49)は
「今日は娘の命日。楽しい修学旅行で普通に帰ってくるのが当たり前だが、
うちの子は戻ってこなかった。
助けてもらえる命だった」などと、声を詰まらせながら訴えた。
県教委義務教育課は「訴状が届いてから適切に対応したい」としている。
読売新聞社
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