「サリン爆弾」使用命令待ち…シリア政府軍 へのコメント（No.11）

シリア政府軍、サリンを爆弾に装てんか
日本テレビ系（NNN） 12月6日(木)15時33分配信
　アメリカのＮＢＣテレビは５日、内戦状態に陥っているシリアで、政府軍が神経ガス「サリン」を爆弾に装てんし、使用する準備を進めていると伝えた。

　ＮＢＣテレビがアメリカ政府当局者の話として伝えたところによると、シリア軍はサリンを発生させる化学物質を爆弾に装てんしていて、爆撃機から投下できるという。

しかし、この爆弾はまだ飛行機には乗せられておらず、アサド大統領は最終的な使用命令を出していないとしている。

　アメリカ・オバマ大統領はこれまで、シリア政府がサリンなど化学兵器を使用した場合は武力行使も辞さない構えを見せていることから、シリア政府がサリンを使用すれば、情勢は一気に緊迫することになる。

一方、シリア政府は化学兵器の保有を一貫して否定している。