【埼玉】５歳男児、顔面損傷による敗血症で死なす へのコメント（No.355）

長男虐待死”求刑上回る懲役１１年の判決

日本テレビ系（NNN） 8月29日(木)17時43分配信

　去年、埼玉・朝霞市で５歳の長男を虐待し、死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている母親の裁判員裁判で、さいたま地裁は２９日、求刑を上回る懲役１１年を言い渡した。

　草川彩夏被告（２４）は去年７月、交際相手の佐久川光弘受刑者（２４）と共に、長男・明日くんに暴行を加えて死亡させた傷害致死の罪に問われていた。佐久川受刑者は、すでに懲役１１年が確定しているが、草川被告は、直接、暴行を加えたのは佐久川受刑者だとして、無罪を主張していた。

　これに対し、さいたま地裁は判決で、「草川被告は、佐久川受刑者の暴行を容認、助長し、自らも暴行を加えていた」などと指摘した。その上で「暴行の大部分が佐久川受刑者によるものとはいえ、責任に大差はない」として、検察側の懲役１０年の求刑を上回る、懲役１１年を言い渡した。