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- 匿名
- 12/10/16 13:38:58
琉球新報 10月16日 11時0分配信
児童養護施設などの入所児童らに対す る施設内虐待の把握件数が、2011年 度は県内で3件あり、被害に遭った子ど もの数は14人に上ったことが15日、 分かった。
全国では沖縄県を含め46件あり、被害者数は85人。厚生労働省が社会保障審議会児童部会の専門委員会に把握件数を報告した。県内で虐待と認定された3件の内容は、身体的虐待が1件、心理的虐待1件、ネグレクト(養育放棄)が1件。いずれも児童養護施設で発生した。
虐待に関与した職員数は22人だった。 県青少年・児童家庭課によると、子ども同士のけんかなどに気が付かなかった事例をネグレクトと認定。子どもと関わる指導員全員をネグレクトに関与したと見なしたため職員数が多かった。職員に対しては施設長による個別指導のほか、資質向上のための研修、職員間の連携強化などの対策を実施した。中には停職処分になった職員もいた。被害を受けた児童らには、児童相談所の心理士らが面談し、心理面のケアに当たったという。 県内の発生件数は2009年度が4件、10年度は3件だった。
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