- ニュース全般
-
>>97
母親が今月5日、殺人罪で起訴されました。精神鑑定はなし。
◆府に落ちぬ動機
「家族ぐるみでの付き合いのある女友達に迷惑をかけ、子供の友達関係にも影響すると思うと死にたくなった」。古田容疑者はそんな説明をしたという。
犯行前夜、数年来のつきあいがあった友達一家と焼肉店で食事を取り、友達方で一泊。その際、友達の夫と一緒にDVDを見たことなどをめぐって、もめたのだという。
その朝、1人で先に自宅に戻った古田容疑者は昼頃、遅れて友達方から帰宅し、疲れて寝入っていた姉妹に、長女から次々と手をかけていったとされる。しかし、そんなトラブルが、娘2人を殺害する残忍な事件の動機につながるのか。
捜査関係者は「例え思い詰めがちな性格だったとしても、そんなことでだけで自殺を考え、子供まで殺す理由になるのだろうか」と首をかしげる。
また、古田容疑者が自殺を図った形跡はなく、説明内容との整合性にも疑問が残る。
◆供述には合理性
表面的には、特に後悔の言葉を繰り返すわけではなく、取り調べに淡々と応じているという古田容疑者。ただ、「娘たちのことを愛しているからこそ殺した」との供述は、逮捕当初から一貫しているという。
意味が通らないようにも聞こえるが、捜査関係者は「犯行を決意する理由として、供述に合理性はある」と指摘する。
犯行手順の説明にも矛盾はないことから、府警は、刑事責任能力に問題はないと判断した。
ただ、捜査幹部は事件へのやりきれなさをつのらせる。「愛する子供たちを残して死ぬくらいなら、いっそ一緒に死んでしまいたいという気持ちが、果たして母性なのか。親とは、子供にとって何なのか」と話した。- 2
12/10/10 04:58:58