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- 12/07/13 13:14:19
自閉症の小6男児にいじめ…「死に たい」と転校 小学校側 は当初認め ず
産経新聞 7月13日 12時45分配信
横浜市金沢区の市立小学校に通ってい た発達障害の6年生の男子児童(11) が、同級生から暴行や暴言などのいじめ を継続的に受けていたことが13日、市 教育委員会への取材で分かった。保護者 は4月、学校側にいじめ被害を相談して いたが、学校側は当初「友達同士のトラ ブル」と判断。5月下旬になって初めて 、いじめと認めたが男児は6月に転校し た。市教委は「相談のあった時点でいじ めに気づくべきだった」と対応の不備を 認めた。
市教委によると、いじめにあっていた のは普通学級に通学していた高機能自閉 症の男児。同級生男児3人に障害児を意 味する「ガイジ」などと呼ばれたり、蹴 られたりするなどの暴力を受けた。母親 が4月下旬に学校に相談。担任らは事実 関係を確認し、男児3人に暴力をやめる よう指導したが、いじめではないと判断 。被害児童が自宅で「死にたい」と手首 にカッターナイフを当てるなどパニック 状態を示したため、母親が5月末に再度 相談した時点で同校はいじめと認めたと いう。
「子供が不安を抱いている」と両親か ら申し出があり、被害児童は6月上旬に 転校。直前の同月1日、被害児童はひざ や肩などに1週間のけがを負った。両親 はいじめをしていた3人のうち2人の暴 行によるけがとして、神奈川県警金沢署 に被害を申告した。同署で詳しい経緯を 調べている。市教委によると、2人は暴 行を否定している。
市教委や同校は6月下旬、両親に謝罪 。市教委南部学校教育事務所は「相談に は対応していたが、4月下旬時点でいじ めに気づけなかった。事実関係の解明と 再発防止に努める」と話している。
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