オスプレイ(沖縄)どう思う?

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      13/03/14 15:17:12

    >>946
    ■6.「夕刻までに前進わずかに1フィート、1インチ毎に重大な損害」

     米軍は4月1日に本島上陸を開始した。その日は日本軍からの攻撃はまったくなく、「エイプリル・フール」ではないか、と思ったほどだが、南下するにしたがって、本島南部の分厚いサンゴ礁岩盤に地下壕を掘った日本陸軍の激しい抵抗にぶつかった。

    海軍も最精鋭の陸戦隊4個大隊を第一線に派遣し、陸軍と共に戦った。

     いずれ負けることは目に見えているが、華々しい玉砕ではなく、一日でも長く米軍を引き留め、一人でも多くの敵を倒そうという陸軍参謀・八原博通大佐の作戦が奏功した。

    米軍司令部は「夕刻までに前進わずかに1フィート、1インチ毎に重大な損害」と報告する日もあったほどだった。

     空からは鹿児島から飛来した陸海軍の特攻機、約1900機が襲いかかり、34隻の艦船を沈め、空母・戦艦を含む368隻を損傷させた。

     沖縄での日本陸海軍の戦死者約6万5千人(住民被害は除く)に対して、米軍は地上戦闘での死傷者、激戦による神経症発症者、特攻機による艦船攻撃の死傷者を合計すると7万5千人もの損害を出し、太平洋戦線で最も甚大な被害を受けた作戦であった。 

    この経験から、米軍は本土決戦を強行したら100万人規模の死傷者が出ると恐れ、当初の無条件降伏という苛酷な要求を引き下げさせる一因となった。

    ここから和平への道が開けた。

    つづく

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