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最後の記事にします。
<ホテル火災>「申し訳ない気持でいっぱい」社長がおわび文
毎日新聞 5月17日(木)22時44分配信
広島県福山市のホテルプリンスで宿泊客7人が死亡した火災で、ホテル経営会社の楠妙子社長(63)の代理人弁護士が17日、「亡くなった方、ご遺族、けがをした方に、いくらおわびしてもし尽くせない程の申し訳ない気持でいっぱいです」とする楠社長のおわび文を発表した。
この火災でホテル側がコメントするのは初めて。
弁護士によると、楠社長は精神的ショックで体調を崩し、火災の翌日から入院している。
代理人の吉岡康祐弁護士らが弁護士事務所がある岡山市内で記者会見した。
楠社長は、涙ながらに「(被害者らに)申し訳ないことをした」と話しているという。
被害補償に関しては「誠意を持って対応する」とし、一部の被害者とは弁護士が連絡を取っている。
ただ、ホテルの防火上の不備については「自分が直接、消防から指摘を受けたことはない。福山市の査察も、自分は立ち会っていないという認識。記憶がない」と説明しているという。
ホテルの経営会社は福山市の有限会社「ニュー箱根」
楠社長は06年6月、父親に代わって社長に就任した。
弁護士への楠社長の説明では、慢性的な赤字のため、ホテルを今月末で閉鎖するつもりだった。
建物を解体し、敷地を売却することで買い手側との交渉がまとまっていたという。
楠社長は、県警の現場検証に同行したり、簡単な事情聴取には応じており、捜査には全面的に協力する意向という。
【石井尚】
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12/05/17 23:22:41