福島 避難区域で餓死の疑い

  • ニュース全般
  • 12/03/05 19:04:06

「助けに行くはずが、避難指示が出て…」 福島の避難地区で、取り残された人々に餓死の疑い

東京電力福島第一原子力発電所の事故で設定された福島県の避難区域内で、自宅などに取り残されて餓死した疑いの強い人が少なくとも5人いることがNHKの取材で分かりました。

 警察や遺体の状況を調べた医師は、自力での避難や助けを求めることができず、取り残された可能性があると指摘しています。

 福島県内では津波による「溺死」やがれきに巻き込まれて1605人が亡くなっています。

 こうした人たち以外にも、原発周辺の避難区域内の自宅やその周辺で、自力では逃げることができず、食事や水をとれないまま餓死した疑いの強い人が少なくとも5人いることが分かりました。

 このうち原発からおよそ5キロの住宅では、去年3月下旬、70代の男性が2階部分で遺体で見つかりました。

関係者によりますと、住宅は1階が津波の被害を受けていたということです。
 また、原発からおよそ6キロ離れた住宅でも、4月に60代の女性が部屋のこたつの中で遺体で見つかりました。

女性は1人暮らしで、住宅に大きな被害はなかったものの、足に持病を抱えていたということです。
 
5人の遺体は、いずれもやせ細った状態だったということです。

 当時、この区域では、政府が出した避難指示を受けて、大勢の住民の避難誘導が行われていましたが、警察や遺体の状況を調べた医師は、5人は自力で避難できなかったり助けを求めることができなかったりして取り残された可能性があると指摘しています。

 また、津波の現場で見つかった遺体を調べた複数の医師は、NHKの取材に対し、目立った不審な点がなければ、詳しい死因を調べる解剖などを行わず、「溺死」としたと説明しています。

 そのうえで医師らは、「溺死」とされた人の中にも、津波のあと、しばらくは生存し、その後、衰弱するなどして別の死因で亡くなった人も含まれている可能性があると指摘しています。

>>1に続きます

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    • 12/03/06 21:18:36

    >>24
    ■遺体の解剖はできていない

     NHKの報道では、法医学会が餓死の疑いのある遺体を調べたとも解釈できる。

    しかし、NHKにコメントした理事の岩瀬博太郎千葉大大学院教授は、J-CASTニュースの取材に対し、こうした遺体の死因調査を学会として行っていないことを明らかにした。

      「NHKのニュースは、ちょっと間違っていますね。誤解される報道ですよ。死因についてのデータは持っていませんし、餓死した疑いの認識はまったくありません。それについては、まったく分からないです」

     それは遺体の解剖などがまったくできていないからだと説明する。

    岩瀬博太郎教授によると、学会としては、そうしたことへの反省があり、もっと早く初動から駆けつけられないかどうか、対応の仕方を検討しているだけだという。

     5人の餓死疑いという報道は、どの程度の根拠があることなのか。

     NHKが挙げた福島県の医師に取材すると、診察中で忙しく、電話では対応していないとのことだった。

     一方、NHKの広報部では、餓死疑いについては、福島県の医師の判断が根拠になっており、放送した通りだとした。
    解剖をしなくても、医師がそう判断することもあると言う。

     日本法医学会が餓死の疑いのある遺体を調べたと解釈できることについては、「報道では、そうは言っておらず、あくまでも津波被害の現場で見つかった遺体について調べたとしています。よく読んでいただければ分かることで、うちとしては誤解を招く表現とは考えていません」とした。

     もっとも、餓死者がいた可能性がまったくないわけではない。

     NHKが挙げた福島県の医師にJ-CASTニュースが2011年6月に取材したところ、医師は、食べ物や水が与えられず、餓死や衰弱死のような自然死のケースが数人いたことを明かしていた。
    いずれもミイラのようにやせ細った状態だったという。

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    • 24
    • NHK鵜呑みはねぇ…
    • 12/03/06 21:15:32

    震災で「5人餓死の疑い」の真偽 NHKニュースに疑問の声も
    J-CASTニュース 3月6日(火)20時42分配信

     震災で福島県の避難区域内で餓死した疑いの強い人が少なくとも5人いると、NHKが報じた。

     国会などでも取り上げられてはいるが、関係者からは、その根拠に疑問の声も出ている。

    ■「福島県の医師が判断した」

     餓死について2011年5月から、国会で追及していたのは、自民党の森まさこ参院議員だ。

     それによると、福島県のある医師から、被災地の南相馬市などで2011年3月下旬から4月上旬にかけて、12人が餓死したとの情報提供が森氏にあった。

     しかし、南相馬市の市民課では、震災後に「衰弱死」した人が少なくとも7人いるものの、これが餓死に当たるかは分からず、厚労省でも餓死は聞いていないとしていた。

     ところが、NHKは12年3月5日夕のニュースで、「餓死の疑い」をかなり断定的に報じた。
    それは、福島県内の自治体や警察などからの取材結果からだとした。

    原発から5キロのところで70代男性が自宅2階で亡くなっているのが見つかり、1階は津波被害を受けていたという。
    また、6キロのところでは、1人暮らしで足に持病のある60代女性が部屋のこたつの中で亡くなっていた。
    自宅に取り残されたまま、自力で避難できず、助けも求められなかったのではないかとしている。

     ニュースでは、福島県の医師が、これらの人を餓死の疑いが強いと判断したとした。
    いずれもやせ細り、ほとんど食べ物や水をとっていないことがうかがえたのが理由だという。

     また、日本法医学会が福島県内の津波被害の現場で見つかった遺体の死因を調べたとした。
    学会では、死因究明に問題点があり、そのあり方を検討しているとニュースで紹介している。

    続く

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    • 12/03/06 09:00:30

    人間の無力さを感じるよね。
    阪神淡路大震災でも、倒壊した家の中に生存者を確認してても、人手と機材不足と大混乱の中で助け出せず、火の手に飲まれるのを見てるしかなかったし。

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    • 12/03/06 08:59:43

    知らない人はこれ見てね。
    国会とか難しいから嫌だ!とか言わないで、難しい話でもないし見て来てね。凄い事だから‥

    SPEEDIを隠蔽し大量被曝させた責任を取らない殺人内閣
    2011年6月3日 参院予算委員会
    質疑者:森まさこ(自民)
    http://m.youtube.com/watch?v=_vycCKgvn6o

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    • 12/03/06 08:53:18

    >>16
    突き詰めてけば、結局その政治家を選んだ国民が悪いってなるんじゃない?あの時、ブームに乗せられて、民主に政権を取らせなければ菅が首相になることもなかったんだしさ。

    今の過剰な東電や政府叩きも何か心配。感情のまま行き過ぎるととんでもない方向に流れていくような気がしてならないよ。

    • 0
    • 12/03/06 08:42:59

    菅が自分の指導力を見せたいが為にこんな悲劇が起こった。


    自民党の協力も断っといて『自民党が~』だし。

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    • 12/03/06 08:37:28

    辛いね。
    必死に助けを呼んでた人も、それを聞いていながら避難しなくちゃいけなかった人も気持ちを考えると…。

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    • 12/03/06 08:36:11

    アメリカからの支援受け入れもそうだけど‥‥
    菅がSPEEDI予測を隠蔽した話を知らないの???

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    • 12/03/06 08:27:37

    >>11何言ってんの?

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    • 12/03/06 07:15:33

    勝手に皆避難してると思ってた…なのにこんな事があったなんてさ辛いよね?怖かったよね…
    政治家達は体が不自由な人がどんな感じなのか体感?できる装具?みたいなの付けて無人島でしばらく過ごしてみればいいんだよ。気持ちも体も弱りながら誰にも助けてを呼ぶことも出来ずにどんな思いで過ごしてたのかさ…。
    あんだけの政治家とかいながらどうしようもない日本だね。我が身を守るのに精一杯でお気楽なぱか達。(中には一生懸命やってる人もいるのに…)

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    • 12/03/06 07:05:47

    >>14
    当時、放射能トピで散々出たよね。どうしてアメリカを断ったか?って。
    アメリカは住民避難の為に空母も出すって言ったのに、それも断ってるしさ。

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    • 12/03/06 06:57:57

    菅が見に行かなければ、アメリカに早くお願いしていれば…と思わずにいられない。

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    • 12/03/06 06:49:29

    >>12そうそう、アメリカは早々冷却の準備してくれてたのに。もどかしかったわ。

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    • 12/03/06 06:24:05

    あの時冷却ジェルをアメリカにお願いしていたらこんな事態にならなかったのかな…もっと助かる命も住めなくなる地域も小さかったはず。

    本当に決断力がない国だよな…

    餓死って辛いな

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    • 12/03/06 04:13:48

    >>10
    東電の管理施設だから。

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    • 12/03/06 01:24:42

    >>9
    爆発後もだし、ベント中も中に外で炊き出しをし、それを食べて内部被爆をしたのは事実だよ。国会でやってた。

    しかし、いつも思うけど東電が悪いの流れはなんだろね。
    あの爆発は政府の菅のせいだよ。

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    • 12/03/06 01:17:06

    >>8
    あと、炊き出し中に爆風感じたって言ってた。
    四キロ離れた病院には何か降ってきたって。
    あと爆発音も。

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    • 12/03/06 01:13:55

    >>7
    地元の人から聞いたんだけど、東電は震災のあった直後に職員と家族を避難させる為に大型バスを何台もチャーターしたんだって。地元住民には何の連絡もなかったのに…。

    • 0
    • 12/03/05 21:53:42

    これ、浪江町の特番で町長が泣きながら言ってたよ。津波の翌日には大型バスに乗り避難したから、助けてーって声が聞こえたけど助けられなくて見捨てる形になってしまったと…その他にまだ37人見つからないって。
    この五人じゃなくて、二階部分が残っててそこにいて助かった人とか、瓦礫に挟まってた人が助けてって叫んでたみたい。
    だけど避難しちゃったって…

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    • 12/03/05 19:41:24

    原発事故さえなければ、もっと助かる命もあり、ガレキも問題なく他県に持っていく事もでき、自分の住んでた所に家を建て直し、農産物購入や観光とかで復興に協力できていたよね。
    1年経って、もっと復興が進んでいたんだろうな。

    時間は戻らないけど…東電は大津波想定が出ていたのに何故それを取り入れなかったんだろうか

    あと、自分も高齢や病気で身体が不自由になったら、近所や地域や行政に自分を認識していて貰う事が大事だなと思った。

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    • 12/03/05 19:21:45

    他人の私もどんなに寒かったか…どんなに喉が渇いたか…どんなにお腹が空いたのか…どんなに痛かったか…どれだけ助けを求めて…待っていたかと考えると悲しいのに遺族はもっともっと辛いだろうな。
    本当に原発さえなければ今も家や土地も奪われず家族さえも奪われずに済んだのにね・・・

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    • 12/03/05 19:16:10

    明日に助けに来るからなって言って行けなかったなんて、一生引きずってしまうよね。

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    • 12/03/05 19:10:09

    これは切ない。。。

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    • 12/03/05 19:09:31

    今、NHKでやってるね

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    • 12/03/05 19:06:57

     福島県相馬市の標葉隆三郎医師は、震災発生後、避難区域で見つかった遺体について餓死の疑いが強いと判断しました。
     
    標葉医師は、遺体はひどくやせ細り、ほとんど食べ物を食べず、水も飲んでいないことがうかがえ、震災後、しばらく生存したうえで衰弱していったとみています。

     今回の事態について、標葉医師は「避難区域で取り残されて、亡くなっていったと考えられる。

     こうした方々の死を決して忘れてはいけない。
    連絡手段がないなかで避難していない人を、行政がどのようにケアしていくのかについて、今後、対策を考える必要がある」と話しています。

     震災直後に避難区域で救助活動に当たっていた複数の消防団員は、避難指示が出て救助活動が中断されるまでの間に助けを求める声を聞いたと証言しています。
     
    津波で125人が死亡した福島県浪江町の請戸地区で救助活動に当たっていた浪江町消防団員の高野仁久さんは、震災当日の夜、がれきの中から助けを求める声や、物をたたいて居場所を知らせようとする音を聞いていたということです。

    高野さんは、応援を求めにいったん役場の詰め所に戻りますが、機材も人員も足りず、大津波警報が引き続き出されていたため、町の判断で救助活動は翌朝に持ち越されたということです。

    しかし、翌日の朝、原発から10キロ圏内に避難指示が出されたため、救助活動に向かうことができず、住民の避難誘導を優先せざるをえなかったということです。

     これについて高野さんは、「あのとき、『あす助けにくるから待ってろよ』と声をかけてきたのに、結局、救助に行けなかったことを今でも後悔している。原発事故がなければ何人もの命を救うことができたのではないかと無念に思う」と話しています。

     自宅こたつの中で遺体で見つかった女性の親族の男性は、「おそらく周りで何が起きているのかも分からないまま、1人で何日間も耐え忍んでいたかと思うと、どんなに心細かったか、ことばになりません。今でも、なぜ家族が死ななくてはならなかったのか考えると、原発事故さえなかったらという思いを強くしています。残された遺族としてはせめて家族の死をむだにしないでほしいと願っています」と話しています。

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