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- 匿名
- 12/03/03 07:30:21
琵琶湖西岸に位置する滋賀県高島市の松ノ木内湖で1日、東映京都撮影所(京都市)のスタッフが映画製作の ため、爆竹を鳴らし、越冬のため飛来していたハクチョウを驚かせ、飛び立たせていたことが分かった。
★日本野鳥の会滋賀のメンバーで松ノ木内湖付近で観察をしていた村尾嘉彦さん(34)によると、1日午前 6時40分ごろ「パーン!!」と音がして、ハクチョウが一斉に飛び立った。煙も見えたため、音がした地点 に駆けつけると、7、8人の撮影スタッフがいた。「何をやっているんだ!!」と抗議すると、謝罪して立ち 去ったという。松ノ木内湖は県内有数のハクチョウの飛来地で、例年180~200羽が越冬する。村尾さん は「ハクチョウがいなくなってしまうかもしれない。影響を考えてほしい」と憤っていた。 ★野鳥は銃声や花火の音を極端に怖がり、1度恐怖を感じた場所には2度と来ないという。実際、2日早朝、 「同会滋賀」が調査したところ、爆竹が鳴らされる前まで現場に約180羽が確認されていたハクチョウは、 アタマに来たのか1羽も戻ってきていない。同社広報部は2日、「軽率なことをして、申し訳ない」と謝罪し た。
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