身長62.8ｾﾝﾁ､｢世界で最も小さい女性｣

時事通信 [12/16 21:05]

ｷﾞﾈｽ･ﾜｰﾙﾄﾞ･ﾚｺｰｽﾞは16日､ｲﾝﾄﾞ中部ﾅｰｸﾞﾌﾟﾙ在住の高校生ｼﾞｮﾃｨｰ･ｱﾑｹﾞさん(18)を｢世界で最も小さい女性｣と認定した｡軟骨無形成症を患っているｱﾑｹﾞさんの身長は62.8ｾﾝﾁと､生後4ｶ月の女児の平均身長程度でしかない｡
ｷﾞﾈｽの認定員ﾛﾌﾞ･ﾓﾛｲ氏によると､身長は時間帯によって微妙に変化するため､医師らが過去24時間で3回にわたり､立った姿勢と横たわった姿勢のｱﾑｹﾞさんの身長を計測､その平均値を取り､身長62.8ｾﾝﾁとした｡
既に｢世界で最も小さいﾃｨｰﾝｴｰｼﾞｬｰ｣としても認定されていたｱﾑｹﾞさんは､伝統衣装のｻﾘｰ姿で両親に見守られながら新たな世界記録の認定証を受け取ると､｢この記録がもらえてうれしい｣と語り､喜びの涙を見せた｡
この日がちょうど18歳の誕生日で､家族や友人らと祝ったというｱﾑｹﾞさん｡父親によると､将来は｢ﾎﾞﾘｳｯﾄﾞ(ｲﾝﾄﾞ映画界)｣で女優になりたいと話しているという｡
これまでの記録保持者は身長69.49ｾﾝﾁのﾌﾞﾘｼﾞｯﾄ･ｼﾞｮｰﾀﾞﾝさん(米ｲﾘﾉｲ州)だった｡