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- 11/09/27 20:53:27
列車追突、260人負傷=設備故障で減速運転中―邦人1人が軽傷・上海地下鉄
時事通信 9月27日(火)20時25分配信
【上海時事】
中国最大の経済都市・上海市の中心部を横断する地下鉄10号線で27日午後2時50分(日本時間同3時50分)すぎ、列車同士の追突事故が発生した。
上海テレビは、公安・衛生当局の集計として260人が負傷したと伝えた。
死者はいないとしている。
市内の病院によると、日本人男性1人が軽傷を負った。
両車両には計500人以上の乗客がいたが、負傷者のうち、少なくとも20人は重傷。
中国では今年7月、浙江省温州で高速鉄道の衝突・脱線事故により40人が死亡しており、今回の事故で中国鉄道の危険性が改めて浮き彫りとなった。
上海地下鉄によると、10号線の「新天地駅」で午後2時10分ごろ、設備故障が発生。
一部区間で電話を用いて列車間隔を調整し、減速運転を行っていたが、観光地の「豫園駅」と「老西門駅」の間で追突事故が発生した。
複数の乗客は時事通信に対し、先行の列車は停車し、そこに徐行運転していた後続車両が追突したと証言した。
上海地下鉄は中国のミニブログ「微博」で謝罪し、「きょうは上海地下鉄運行史上最も暗い日だ」と述べた。
上海の日本総領事館は日本人の被害などについて確認している。
上海地下鉄の営業距離は、2009年末に東京を抜いてアジア最長となった。
同年12月にも電気系統の故障、折り返し運転中の車両衝突などのトラブルが続出した。
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