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>>126続き
◆憲法96条改正を正面に
野田佳彦首相は消費税増税法案の成立に「命を懸ける」と言ってますね。
確かに将来の社会保障を考えれば消費税は上げざるを得ない。
協力することもやぶさかではないが、日銀法改正など強力なデフレ対策とセットでなければ応じるべきではないでしょう。
それにまず民主党をまとめてもらわないとね。
小沢一郎元代表をめぐり「親小沢」「反小沢」っていうのはいいかげん卒業すべきでしょ。
そもそも小沢さんの政治資金の問題は、私が首相だった19年の参院選前に発覚してたんですよ。
あのとき小沢さんを代表に仰ぎ、礼賛してた人たちが今になって「ケシカラン」と言うのもおかしな話だよね…。
次の総裁選ですか?
まあ、私は自民党総裁として19年の参院選で大敗し、辞任により党に大きなダメージを与え、国民の皆さんにもご迷惑をかけてしまった。
だからこそ地位には恋々とせず、先の衆院選で失った有為な人材を復活させ、日本を今の危機から救うことに力を尽くしたいと思っているんですよ。
とにかく民主党が崩壊の一途をたどることは間違いない。
それに伴っていろんな動きも出るでしょうね。
「話し合い解散」も選択肢の一つだけど解散権は首相が握っているからそう簡単ではない。
大連立という話もまたぞろ出るんじゃないかな。
ただ、少なくとも自治労や日教組をバックにした連中と手を組むようなふしだらなことは絶対にすべきではない。
新党の動きも加速するだろうし、まさに「一寸先は闇」だな…。
でもわれわれは「新生・自民党」を掲げて堂々と政策論議を挑めばいい。
憲法改正の機も熟してきた。
中でも改憲手続きを規定する96条の改正は次期衆院選で正面に掲げるべきです。
それによって衆参同日選挙になっても構いませんよ。
(石橋文登、小島優)
安倍晋三元首相インタビュー=9日午後、東京都千代田区(瀧誠四郎撮影)(写真:産経新聞)
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12/05/12 21:23:15