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>>125続き
◆下野はムダではなかった
そんなわけで「民主党政権にはもう任せておけない」と多くの方が思ってるけど、残念ながら自民党の信頼回復につながらず、むしろ「既存政党はみんなダメだ」という流れになっている。
まあ、政権交代を後押ししたメディアはそれを「間違いだった」と認めると自己否定になっちゃうから「どのみち自民党はダメだったでしょ」という論陣を張るんでしょうけどね。
もちろんわれわれに反省すべき点もある。
政権維持に汲々(きゅうきゅう)とするあまり、理念の実現をおろそかにしていなかったか。
一時期を除くと調整型政治を重んじ、大胆な政策を打ち出せなかった面もあるんじゃないか。
そのへん大阪維新の会は非常にクリアでわかりやすい。
現場との対立をいとわず、次々に改革を打ち出すから大きな支持を集めている。
教育改革などは実に筋が通っていると思いますよ。
石原さんの新党構想もありますね。
あれだけの見識を持った方だ。
民主党の体たらくをみて憂国の情にかられるのは当然でしょう。
いずれにしても次の衆院選では自民党にとっても脅威になることは確かでしょうね。
ただ、自民党も下野してずいぶん歯がゆい思いをしてきたが、ムダではなかったと思ってるんですよ。
例えば先日まとめた憲法改正草案は平成17年の新憲法草案よりはるかに良くなったでしょう。
前文に「日本国は国民統合の象徴である天皇を戴(いただ)く国家」と記し、国防軍も明記した。
やはり与党時代は現行憲法に縛られ、あらかじめ変な抑制を効かせちゃうんだな…。
それにかつて自民党は歴代政府の政府答弁や法解釈などをずっと引きずってきたが、政権復帰したらそんなしがらみを捨てて再スタートできる。
もう村山談話や河野談話に縛られることもない。
これは大きいですよ。
だから第三勢力の台頭にビクビクする必要はない。
理念や政策で一致できる部分では、連携することも十分できると思っています。
続く- 0
12/05/12 21:19:23