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    11/08/17 17:53:14

    泊原発3号機、営業運転に…保安院が検査終了証読売 2011.8.17

    経済産業省原子力安全・保安院は17日、調整運転を続けている北海道電力泊原子力発電所3号機(北海道泊村)の定期検査の終了証を北電に交付し、同原発は営業運転に移行した。

     定期検査中の原発が営業運転に移行するのは、東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故以降、初めて。

     交付は、北海道の高橋はるみ知事が同日、営業運転への移行容認を正式に表明したのを受け、午後4時から経済産業省で行われた。

    保安院の山本哲也・原子力発電検査課長が、北電東京支社の高橋多華夫支社長に定期検査終了証を手渡した。

     泊3号機は定期検査がほぼ終了した3月7日に調整運転を開始。
    通常は1か月程度の調整運転を5か月以上も続けていた。
    調整運転は発電するという意味では営業運転と同じだが、法的には定期検査中になる。
    検査終了証が交付されると、運転はそのままで営業運転に移行する。

     原発は原則13か月営業運転するごとに原子炉を停止し、定期検査を行うことが義務づけられている。
    保安院は泊3号機の次の定期検査について、調整運転の延長分4か月を差し引き、約9か月以内の来年4月までに行うよう北電に求めた。

     また政府は、泊3号機を原発再稼働の条件とするストレステスト(耐性検査)の1次評価の対象とせず、稼働中の原発に実施する2次評価の対象とする見解を表明している。
    2次評価の結果を電力会社が報告する時期は年内がメドとされている。


    【参考】
    具体的な安全対策については、移動発電機車を導入し高台に置いたほか、建屋内への浸水防止策を検討しているとしたが、「福島の津波が高さ14メートルなら、15メートルに対応すればいいのか、16メートルがいいのか、収まりがつかない」とも述べた。

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