福島牛16頭到着

匿名

匿名

11/05/03 02:42:25

新ひだか町三石鳧舞のパシフィック牧場(酒井秀男社長)に4月27日、
東日本大震災により福島県南相馬市で被災した黒毛和牛16頭が到着した。
福島第1原発の放射線拡散の影響で県内外に疎開を強いられ、
和牛の世話をする人がいなくなったため、同社が購入引き受けた。
酒井社長は「足腰が強い良い牛で手入れもきちんとされている。
売却せざるを得なかった農家の心中を考えると複雑な気持ちだ」と話している。
 同牧場が引き取ったのは、2001年から08年までに生まれた繁殖牛で、
いずれも妊娠3~9カ月。通常は和牛ブランド「福島牛」として出荷されるが、
原発事故の影響で飼育困難となり、JAそうまが3月20日から31日にかけて
飯舘村の牧場に依頼し、一時的に集められていた。
 その中で今後も飼育が困難な農家から牛の売買の依頼があり、
仲介の畜産業者が買取希望者を募集。畜産業者と以前から取引のあった
パシフィック牧場は、「こういう支援の仕方もあるのでは」との思いから
牛の運搬車1台に積み込むことができる上限の16頭を購入した。
購入に際しては被災地支援の意味も込めて売り主の希望価格で買い取ったという。
 購入した牛は26日の積み込み時に保健所職員が放射線量を計測して安全を確認。
新ひだか町に到着した牛はさっそく餌を食べ始め、翌日から元気に放牧されている。
 パシフィック牧場では肥育、繁殖牛合わせて400頭ほどを管理しており、
同牧場で育った牛は「みついし牛」として出荷されている。

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