- ニュース全般
- 匿名
- 10/11/18 16:22:32
イギリスに住む3歳の男の子が、初めて使った金属探知機で500年前の金のロケットペンダントを発見し、話題を呼んでいる。彼は父親とともに古墳の発掘に出かけていたのだが、金属探知機を使い始めてわずか5分でこの財宝を発掘したのだ。ペンダントは250万ポンド(約3億3000万円)の価値があると推定されており、そのうちの半分が家族のものとなる見込みである。
ロンドン近郊のサイオン・パークには、いまだに旧ローマ時代の遺跡が眠っているという。ジェイソン・ハイアットさん(34歳)は、趣味でトレジャー・ハンティングを行っており、この日も父親と息子のジェームズ君(3歳)の3人で宝探しに出かけていた。発掘していたところ、ジェームズ君が「金属探知機を使ってみたい」と言うので彼に使い方を教えると、わずか5分で突然ビープ音が鳴り出したのだ。ジェイソンさんは急いで音の鳴る辺りを20センチほど掘ったところ、なんと金のロケットペンダントを発見したのである。
持ち帰って専門家に鑑定を依頼したところ、そのペンダントは1500年代に作られたものであることが判明した。表面にはキリストと思われる人物が十字架を持って立っている。専門家によれば、推定で3億3000万円の価値があるそうだ。ペンダントで得たお金は、土地の権利者と家族に分配される見込みとのことだ。
財宝発見についてジェームズ君は、「僕たちは宝の地図を持っていなかったよ。地図を持ってるのは海賊だけだ」と、予想外の発見に驚いているという。ちなみに、彼の発見についてジェイソンさんは少々ショックを受けているそうだ。というのも、ジェイソンさんは宝探しを15年間続けているのだが、何一つ発見していないのである。息子に先を越されて、嬉しいやら悔しいやら。どうやらトレージャー・ハンティングの才能は、息子の方が上なのかも知れない。
- 0 いいね