嵐(妄想・小説) へのコメント(No.4824)

  • No.4824 にの

    11/05/20 22:53:21

    >>7821にの目線も書いてみました。長いですが…


    その日は何となく行った事のない店にふらっと入ってみた。薄暗い店内が心地良かった。

    カウンターの隅で飲んでいた俺の隣に、後から座った女はひどく落ち込んだ様子で酒を浴びるように飲み続けた。

    しばらくして、その女は俺に話しかけているのか独り言なのか愚痴をこぼし始めた。俺は何も言わずに聞いていたけど、女の目からは涙が。

    思わず「よしよし」って髪を撫でたら、女は俺の肩に頭を乗せた。

    そっと顔を覗き込む。

    「…寝てんのかよっ」

    静かにツッコミを入れてみたものの、瞼はかたく閉ざされていて動くに動けない。

    「ったく、しょーがねぇなぁ」
    俺は座ったまま2人分の会計を済ませると、女を背負って店を後にした。


    「置いてく訳にもいかねぇし、送ろうにも家知らねぇからな…」
    言い訳をするかのように呟いて、俺の部屋のベッドに寝かせた。
    しかしまぁさっきまで泣いてたのに熟睡とはね。
    女が寝ている横に腰かけて寝顔を眺めた。

    飲んだせいかな、やけに鼓動が高鳴る。
    女に寄り添うように横になると、首筋からふわりといい香り。
    女の唇を指でなぞり、足を絡めてみる。
    「おーい、襲っちゃいますよ?」
    「う…ん…」
    女の声が漏れる。もう我慢の限界だった。女の耳を触りながら顔を近付けた…

    ~♪

    「!」
    ポケットの中の携帯が鳴って、俺は慌てて女から離れた。
    「焦ったー。何やってんだよ俺」
    一気に酔いが覚める。携帯はすぐ鳴り止んだ。
    「よし、もう寝よう」
    俺は緊張と興奮を沈めて眠りに落ちた。


    気が付くと、女がベッドの上で正座して何か考え込んでいた。あぁもう朝か。まだうとうとしていたら、女は俺に背を向けゆっくりベッドを降りようとしている。
    俺は咄嗟に女の細い手首を掴む。帰したくない一心で…

    ゆうべはわからなかったけど、話してみると俺の言葉に反応して焦ったり顔が赤くなったりするのが何だかすげーかわいくて頬にキスしてみた。

    彼女の反応がおもしろかったのと、いろんな意味を込めて言ってみる
    「ごちそうさま♪」と。

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