雑誌 アイラブママ へのコメント(No.1424

  • No.1424 長文

    12/10/26 07:47:39

    ■ラブママの一般化って誰が望んでるの?

     どこぞの部族の祭祀を思わせるような、顔面キャンバスをフル活用した盛り盛りメイクも今は昔。今月のメイク特集「薄くてもデカ目で盛れてる顔になりたい」を見て、さらにそれを実感しました。リードには「今やゴリゴリメイクは流行おくれ!」という文字。

     まず扉ページの、のだはな(野田華子)ちゃん。2010年4月号と現在のビフォーアフターにびっくりです。上下にびっしりのつけま(つけまつげ)、漆黒の囲みラインから一転、アイラインは細めで下ラインはシャドーのみ、二重が見えないほどびっしりだったつけまは束感のみ、下まつげはマスカラのみ! その代わり涙袋はぷっくりと強調させています。うわぁ……お人形フェイスのだはなが、リアルな人間になっている……。

     この流れは、のだはなちゃんに限ったことではございません。多くの美ママたちがアイラインで詐欺ることをやめ、下つけまをやめ、もちろんアイプチもアイテープもメザイクも登場しません。ツリ目、アーモンド目、タレ目と、目の形ごとに薄盛りデカ目の作り方を指導していますが、すっぴんとメイク後に大きな変化はなく、はっきり言ってこれでは持って生まれた素材勝負。思わず「日菜あこ姐御を出さんかいっ」と甲子園ライト側スタンドに通い続けて50年のオッサンみたいな気持ちで叫んでしまいましたよ。この特集にあこ姐さんは不参加。整形並みのイメチェンでおなじみ、日菜あこちゃんが出ないデカ目特集なんて、ジェームス小野田がいない米米CLUBみたいなものですよ。あこちゃん、「I LOVE mama」の象徴としては必要でも、実際の企画としてママたちの参考にはならなくなっているのか……。時の流れは残酷です。

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