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いま録画見た!!
シシ神は生と死の象徴で、命を吸い取り、その命を新たに授けるという生死のサイクルをダイダラボッチの姿で行っていました。
そのダイダラボッチの姿は夜限定みたいで、日が昇ると鹿の姿になります。
首を奪われたことで暴走状態になり、鹿の姿に戻ることが出来なくなったシシ神は、朝日を浴びて消滅してしまう寸前で首を取り戻しましたが、暴走状態時に命を吸い取り過ぎてパンクしてしまいました。
パンフレットには「シシ神は月の満ち欠けと共に誕生と死を繰り返す」とあります。
パンクすることで草木は蘇ったけど、『穏やかな、恐ろしくない森』になってしまいました。
日本人はそうやって、恐ろしい森を恐ろしくない存在にして作り替えてしまいました。
宮崎駿はそのあたりを表現したかったようです。
宮崎駿はパンフレットのインタビューで、「結局、この映画は歴史の上で人間がやってきたことを再現してるだけ」と言っています。
シシ神は死んだわけではないけれど、パンクして吸い取り過ぎた命が弾けたことで、死んだ森が再生します。だけど恐ろしくない森(草原)になってしまった。それが日本人が歴史の上でやってきたこと。って感じです
アホだからシシガミ様が死んだことが気になりすぎて調べたら知恵袋に書いてたけど…奥が深いねもののけ姫、昔は怖かったけど、いまは感動しちゃう!!- 0
18/10/28 12:36:05