赤ん坊を頭部切断、遺体のを食べた母親を逮捕

米テキサス州サンアントニオに暮らす母親が、生後間もない赤ん坊の頭部を切断して殺害し、遺体の一部を食べた後で自殺を図った。
警察が到着したとき、オッティ・サンチェス容疑者（33）は、全身血まみれで「私は赤ちゃんをコ口した。死にたい」と叫んでいたという。
警察のジョー・ライオス広報担当は、｢容疑者は誰かか何かに、赤ちゃんをコ口すよう命令されたと供述している。声が聞こえていたと述べており、我々は同容疑者がなんらかの精神的危機状態にあったのだろうとみている」と述べた。
サンチェス容疑者は、1週間ほど前に赤ちゃんの父親と別れたばかりで、実の母親や姉妹と暮らしていた。
殺害された赤ん坊は6月30日に生まれたばかりだという。
26日午前4時半頃、サンチェス容疑者の母親が頭部の切断された赤ちゃんを抱えている同容疑者を発見した。
ライオス氏によると、サンチェス容疑者はナイフで赤ん坊を殺害した後に遺体の一部を食べたとみられるという。
ライオス氏は「女性は頭の部分をかじっていた」と語った。

サンチェス容疑者は殺人容疑で逮捕され、現在も病院で治療を受けている。