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- 07/12/25 12:56:47
絵本こそだて日記サイト「mi:te(ミーテ)」では、「ミーテ図書館」で同サイトの会員が紹介する絵本が30,000冊を超えたことを機に、読み聞かせ回数が多い本や年齢別読み聞かせ絵本のランキング情報などのデータを抽出した。
抽出したデータによれば、読み聞かせをする回数が多い上位50冊のうち、1960~1980年代に初版が刊行された絵本が35冊(70%)を占め、上位10冊においてはすべて1980年代以前のもので、20年以上の長きに渡り親しまれている絵本が、世代を超えて今も読み継がれていることがわかった。
読み聞かせ回数の多い上位5冊のランキングは下記の通り。
1位:「じゃあじゃあびりびり」
(偕成社/まついのりこ 作/初版1983年)
2位:「いないいないばあ」
(童心社/松谷みよ子 文・瀬川康夫 絵/初版1967年)
3位:「がたん ごとん がたん ごとん」
(福音館書店/安西水丸 作/初版1987年)
4位:「しろくまちゃんのほっとけーき」
(こぐま社/わかやまけん 作/初版1972年)
5位:「くだもの」
(福音館書店/平山和子 文・絵/初版1981年)
※12月11日現在 mi:te(ミーテ)「人気絵本ベスト50」より
mi:te(ミーテ)会員の読み聞かせ日記からは、これらの絵本が今なお読み継がれる理由として、子どものころに読んでもらった記憶を思い出しながら絵本選びをする人が多いことが読み取れた。
なお、“子どもが3人の方の”という属性に限定した読み聞かせランキングによると、1位に「はらぺこあおむし」、3位に「ぐりとぐら」がランクインしており、この結果については、「兄弟が一緒に楽しめる絵本という要素であったり、お兄ちゃん・お姉ちゃんの気持ちなど兄弟関係がテーマになったものなどが好まれるからではないか」と同サイトでは分析している。
さらに「ミーテ図書館」では、都道府県別登録ランキング、ワーキングママ(パパ)登録ランキング、一年前の今日よく読まれた絵本ランキング、など、ユニークな切り口でのランキングもたくさん掲載されており、大変興味深い。ちなみに青森県のランキング1位は「くだもの」となっている。
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