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- 21/11/17 17:53:54
「韓国文学の人気、嫌韓書籍を押しのけた」
2021.11.17 07:07
中央日報日本語版
韓国文学を日本に紹介する「K-BOOKフェスティバル2021」が16~21日、日本全国の書店50カ所とオンラインで開かれる。小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著)が2018年に日本で大きな人気を集め始めた韓国文学ブームを継続させるために、2019年から毎年韓国交流財団と日本K-BOOK振興会、関連出版社、書店などが参加している行事だ。
第1回からフェスティバルの運営委員長を務め、行事を引っ張ってきた日本の韓国文学専門出版社「Cuon(クオン)」のキム・スンボク代表(52)。15日、東京の古本屋街である神保町の韓国書店「チェッコリ」で会ったキム代表は「ここ3~4年間で、日本における韓国文学市場が急激に拡大した。いま日本では『韓国文学を読むこと』が新しいトレンド」と話した。
フェスティバル規模も年々大きくなっている。第1回は日本の出版社が19社参加したが、第2回は出版社22社・書店15カ所に増え、第3回を迎えた今年は出版社44社・書店51カ所が参加することになった。「参加企業が増えたのはそれだけ韓国本が売れるということ」とキム代表は説明した。実際、日本で『82年生まれ、キム・ジヨン』が23万部、『アーモンド』(ソン・ウォンピョン)が20万部以上売れた。エッセイ『私は私のままで生きることにした』(キム・スヒョン)は50万部が売れて大型ベストセラーになった。
キム代表は「10年前には日本の大型書店には韓国文学コーナーがなかったが、今ではほぼ韓国セクションがある。同時に平積みされていた『嫌韓』関連の本は多くが消えた。文学が嫌韓を押しのけた」と評価した。(以下略)
https://s.japanese.joins.com/jarticle/284864
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