《有名なアイドルです。希望10 セット15》指原プロデュース・佐竹のん乃(22)高級交際クラブで

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    • 清水宗治
      21/03/10 22:41:35

    対償を受け、不特定の相手方と性交するのは売春行為」

     性行為を伴うパパ活は、いわゆる「売春」、つまり違法行為には当たらないのだろうか。アトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士は「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することは売春行為にあたる」と解説する。

    「売春防止法というのは、売春を禁じてはいますが、実際に処罰されるのは斡旋する人や場所の提供者です。つまり性的なサービスを提供している側(売春行為を行った当人)が処罰されることはない。そして、“買った側”も青少年でなければ処罰されないのが現状です。法律の精神としては“金銭が介在する性行為”を禁じているのですが、実際には取り締まりが難しい。パパ活は、法の網の目をくぐった非常に“グレー”な商売なんです。そのネーミングも、罪の意識を軽くして、個人間での売買春を行いやすくしている側面がある。非常に罪深い行為なんです」(同前)

     また、交際クラブについては「出会いの場を提供するだけであれば、法的には売春斡旋には当たらない。しかし、《希望10》というように、性交渉の対価を暗号的に示した文言が、どこに記載されているかがポイントです」(同前)という。
    懲役2年以下、5万円以下の罰金も

    「売春斡旋か否かの判断基準のひとつに、性交渉の対価を運営側がサイトなどに記載しているかどうかがあります。例えば交際クラブのサイト内であっても、女性各自が管理しているプロフィール欄などに書いているのであれば、運営側は『女性が勝手に記入しているものなので、うちは関与していません』という逃げ方ができるでしょう。

     しかし、今回のような営業メールがあるとすると売春目的が疑われます。ですので、周旋(売春婦派遣の仲介・あっせんなど)にあたる可能性がある。適用された場合は懲役2年以下、5万円以下の罰金が科せられます」(同前)
    ふたたび別の中年男性とホテルへ

     2月下旬の平日、別の交際クラブ関係者から「佐竹さんが交際クラブからまた男性を紹介されたようだ」という情報が寄せられた。「待ち合わせは3月1日14時に都内高級ホテル『Y』で」とのことだった。

     記者が「Y」のロビーで待っていると、14時頃に佐竹が姿を表した。この日もマスクでほとんど顔が見えない状態だったが、冒頭のシーンと同じキャスケット帽を被っている。黒いブーツも前回のものと一致する。佐竹は周囲を少し見渡し、ロビーを突っ切ってエレベーター付近で立ち止まった。

     佐竹が到着して約3分後、エレベーターから白髪混じりの 見た目が50代くらいの男性が姿を表した。冒頭のシーンで会っていた男性とは別人だ。男性が佐竹に声をかけると、男性が乗るエレベーターに佐竹が乗り込み、客室フロアへと消えていった。

    「個室でお食事をしていただけ」

     事実関係について佐竹の所属事務所に確認したところ、「ご質問の件について佐竹に確認したところ『個室でお食事をしていただけ』とのことでした」と回答した。

     前出・交際クラブ「A」の元従業員が語る。

    「男性会員と女性会員がホテルの部屋で食事するだけのパターンはあまり聞きませんね……。そもそも男性会員は肉体関係を前提に交際クラブに登録されていますから。それにセッティング料は交際クラブに振り込まれるので、肉体関係を持たなければ女性の収入はゼロになってしまいます。それだったら女性が交際クラブなんかに登録する必要はありませんよね」

     佐竹がデビューをしたのは19歳の時。群馬県出身の彼女はアイドル活動をするために親元を離れ、イコラブメンバーと東京の寮で生活してきた。そんな日々のなかには危険な甘言を弄する輩も多かったことだろう。周囲の大人が、もう少し目を配ることはできなかったのだろうか。

     3月9日21時からの「 文春オンラインTV 」では本件について、担当記者が詳しく解説する。

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