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- 19/11/20 08:48:28
「危険な練習指摘したら激高され」織田信成さん(32)が女性コーチ(60)を提訴…“モラハラ行為”の境界線
FNN
2019年11月19日 火曜 午後7:00
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3-LINE SUMMARY
・織田信成さんが関西大学の女性コーチに1100万円の損害賠償を求め提訴
・「激高され無視…謝罪の言葉はない」と涙ながらにモラハラ行為を訴えた
・体調にも異変が現れ約1週間入院…弁護士「モラハラ立証には証拠が重要」
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プロフィギュアスケーター 織田信成さん:
関西大学にこの件に関して明らかにする意思がないんだと判断し、提訴にいたりました。あとはやはり、リンクで…(言葉につまる)
涙を浮かべて語るフィギュアスケート元五輪代表の織田信成さん(32)。
2017年より務めていた関西大学のアイススケート部監督を2019年9月に突如辞任した。その理由は、コーチによるモラルハラスメント。
織田さんは、無視や陰口といった嫌がらせの慰謝料など1100万円の損害賠償を求めて、関西大学の濱田美栄コーチ(60)を提訴。モラハラ行為の境界線と立証の可能性に迫る。
■「あんたの考えは間違っている」と激高 陰口や無視も…
2010年のバンクーバー五輪で、靴ひもが切れるアクシデントに見舞われたものの7位に入賞した織田さん。
引退後は“号泣キャラ”としてバラエティ番組などでも活躍し、2017年4月に満を持して母校である関西大学アイススケート部の監督に就任した。しかし、事態は思わぬ方向に…
プロフィギュアスケーター 織田信成さん:
濱田コーチが氷上で危険な練習をされていたので、すごく危なかったのでやめていただきたいと伝えたところ「あんたの考えは間違っている」と言われて、激高されて。そのあとも1カ月間くらいは無視という形で…
訴状によると、今回、モラハラで訴えることになった濱田美栄コーチと練習方針をめぐって対立。濱田コーチから「監督に就任して偉そうになった」などと陰口を叩かれ、露骨に無視やにらみつけるなどのモラハラが始まったという。
濱田コーチは、名実ともに日本のフィギュア界を牽引する名指導者で、平昌オリンピック4位の宮原知子選手などを指導。演技が始まる前、選手を落ち着かせるように額と額をつけるシーンが印象的だ。
また、2018年のグランプリファイナルで優勝した紀平梨花選手も指導していて、濱田コーチのことをよく知るスポーツジャーナリストは「練習をとても大切にし、トータルプロデュース力が高い。日本のトップ3に入るコーチ」とその手腕を絶賛している。
そうした中、2019年1月さらに事態が悪化する出来事が起きたという。
織田さんが学生たちの勉強時間を確保するため、練習時間の変更を提案すると、濱田コーチも「勉強、大切だしね」と承諾したものの、提案直後からモラハラ行為がエスカレート。織田さんがアイスショー出演で出張中に、提案が白紙に戻っていたというのだ。
織田さんが濱田コーチに電話で尋ねると…
プロフィギュアスケーター 織田信成さん:
「私にはそんな義務はない」という風に伝えられて。先生(濱田コーチ)のこういう(モラハラ)行為でリンクに行けていないというのを直接、電話でお伝えしたんですけれど、謝罪の言葉はなかったです。「えー」しか言ってなかったです
そして、織田さんの体調にも異変が…
プロフィギュアスケーター 織田信成さん:
熱が下がらない状態が続いて…自分で救急車を呼んで、その場で緊急入院という形になって、1週間近く入院していたんですけれども…
織田さんは、2019年5月の練習を最後にリンクに足を運べなくなったという。
>>1に続く
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