父の悪口ばかり聞かされて育ちました。悪口を言うのは普通のことだと思って育ち、ある時とても良い子と友達になれて、注意されました。そして初めて、家族内で家族を悪く言わないものなのだと知りました。
父の悪口を聞いてあげている間は、母は味方してあげると嬉しそうでした。私が思春期になり、もうその話きいた！と聞くことを面倒がると、シネ、ここから飛び降りろ、勝手に冷蔵庫を開けるな泥棒が、産むんじゃなかった、お前なんて生まれて来なければよかった、姉がひとりぼっちでかわいそうだから、あんたを作っただけ。やめとけばよかった。早くしねよと存在を否定されました。結局、父の悪口を聞かされる毎日でした。そうしなければ母は穏やかでなかった。またシネと言われる。キエロ、産むんじゃなかったと言われる辛さがこみ上げてきます。