- ニュース全般
- 戸沢盛安
- 20/08/27 13:43:39
【要約】
・米国のウィスコンシン州で23日、警察官が、黒人男性のジェイコブ・ブレイク氏を背後から至近距離で銃撃する事件があった。
・家庭内暴力の通報で出動した警察が、道路上でブレイク氏に静止を求めたが、ブレイク氏は無視して去ろうとしたため、警官は銃口を向けた。
・ブレイク氏には性的暴行と家庭内暴力の容疑で逮捕状が出ていた。また、過去に警察を襲撃した経歴を持っている。
・関与した警官たちは休職扱い。警官の訴追を求める署名が数万人ぶん集まっている。
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至近距離から8発!子連れ黒人男性に警官発砲、一命取り留めるも半身不随に ── 終わらないBLM
8/26(水) 7:32
BLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動が終わっていないアメリカでは、人々の神経を逆なでするような黒人男性に対するショッキングな事件が再び起きた。
中西部ウィスコンシン州ケノーシャ市で8月23日午後5時すぎ、警官がジェイコブ・ブレークさんの背後、しかも至近距離からブレークさんに向け8発を撃った。
WGNニュースに掲載された事件当時の映像は、家庭内暴力の通報で出動した警察が、道路上でブレークさんに静止を求めるところから始まっている。ブレークさんは警察の命令に耳を貸さない様子で自分のSUV車に向かって歩き始めたところ、警官はブレークさんに銃口を向けた。それでもブレークさんが無視して運転席に乗り込もうとしたため、警官2人のうち1人がブレークさんのシャツを後ろから引っ張り、突然発砲し8発も連射した。
ブレークさんは常に警察には背を向けており、攻撃している様子はない。なぜ警官とブレークさんの話がもつれたかについてはまだ明かされていないが、ブレークさんはただ喧嘩の仲裁に入っただけという証言もある。また警察の発表では、ブレークさんがナイフを持っていたとしているが、目撃者の中でナイフを見た人はいなかった。同州のイバース知事も、引き続き調査中だとしながら、ブレークさんがナイフやほかの武器を所持していた証拠は現時点でないと述べている。(以下略)
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20200826-00195072/
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米警官に撃たれた黒人、「奇跡」なければ歩行は困難=弁護団
2020年8月26日
(略)
ブレイク氏の家族の弁護人を務めるベン・クランプ氏によると、少なくとも銃弾1発がブレイク氏の脊髄を貫通していた。(略)
脊髄が一部あるいは完全に切断された結果、ブレイク氏は麻痺を負ったとみられる。医師たちは脚が動くようになるかわからないとしている。(略)
裁判資料によると、ブレイク氏には性的暴行と家庭内暴力の容疑で逮捕状が出ていたが、警察は現場に駆けつけた警官がこのことを認識していたかどうかは明らかにしていない。
ウィスコンシン州司法省は現在、この事件を調査している。関与した警官たちは休職扱いとなった。警官の訴追を求める請願書には、数万人もの署名が集っている。(以下略)
https://www.bbc.com/japanese/53914847
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カナダのニュースメディア「The Post Millennial」の記者 - アンディー・ヌゴ (Andy Ngo)氏のツイート(日本語訳)
Andy Ngo
@MrAndyNgo
ウィスコンシン州ケノーシャで警察が銃撃したジェイコブ・ブレイクは過去に警察を襲撃した経歴を持っている。
彼はまた過去に家庭内暴力と性犯罪の容疑で告訴されており、彼には逮捕状が出ている。
ブラック・ライヴズ・マターの暴徒は現在、銃撃事件の復讐をするために街を破壊している。
午後3:04・2020年8月24日
https://twitter.com/MrAndyNgo/status/1297776854670008320
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