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- 20/05/06 19:47:35
茂木外相「43カ国にアビガン無償供与」 連休明けから
2020年05月02日
茂木敏充外相は5月1日、新型コロナウイルス治療薬として有力候補の「アビガン」を43カ国に無償供与する調整を終えたと明らかにした。アビガンは日本産の抗インフルエンザ薬。供与は大型連休明けに始めるという。SankeiBizが伝えた。
無償供与を始めるのはサウジアラビアやオランダ、トルコなどで、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)を通じて行われる。提供を希望する国は東南アジア、中東、アフリカなど幅広い地域にあり、現時点で調整を終えたのは43カ国だが、さらに40カ国と調整中。
臨床研究の拡大も目的の一つとしており、1カ国につき供与する量は「原則20人分、最大100人分」とする方向で、日本への臨床データの提供も求めている。
4月28日、ロシア保健省は新型コロナウイルス感染患者を対象に日本製抗インフルエンザ薬「ファビピラブル(商品名アビガン)」の臨床試験の実施を許可した。試験は17の医療機関で行われるという。
4月27日、日本の塩野義製薬は、新型コロナウイルスの予防ワクチンを国立感染症研究所と共同で開発する計画を明らかにした。
スプートニク
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202005027419059/
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治療薬「アビガン」、38か国に無償供与へ…70か国以上から提供要請
2020/04/29 09:58
茂木外相は28日の記者会見で、新型コロナウイルスへの治療効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、70か国以上から提供要請を受け、このうちフィリピンやマレーシア、オランダなど38か国に無償供与すると明らかにした。
供与は、総額100万ドル(約1億1000万円)からなる政府の緊急無償資金協力の枠組みで実施される。輸送は国連機関が担い、手続きが完了した国から順次発送する。対象国には投与による効果などデータの提供を求め、日本の知見を高めることに活用する。
茂木氏は「治療に効果があるのではないかと、いくつかの事例が出てきている。臨床研究を日本はもちろん、国際的にも拡大していきたい」と述べた。
一方、厚生労働省は、アビガンの承認に向けた研究に参加するための手引をまとめ、27日付で全国の医療機関に通知した。多くの臨床データを早急に集めて、分析を加速させる狙いがある。同省によると、すでに約1100の医療機関が研究に参加し、2000人以上に投与されている。
研究目的でアビガンを使用するには、〈1〉各医療機関の倫理審査委員会での事前承認〈2〉患者の同意〈3〉厚労省研究班へのデータ提供――などが条件となる。今回の通知では、こうした手順の詳細をまとめた。
読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200428-OYT1T50212/
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