感動するかどうかって、自分が決めること。

例えば、何かを成し遂げて本人が感じるのは、まず「喜び」とか「達成感」だよね？
だから、事実をそのまんま伝えればいいんじゃないかなって思う。
そのことで「感動」するかどうかは、受け取った側が決めることなんだから。

ところがこの番組は、すべてを「感動」として伝えようとする。
見てる側が「喜び」と感じてることでも、演出して「感動」として伝えようとするから、そこに違和感があるんだ。
涙を流して感動しなくても、「よかったねー」と喜んでもいいんじゃないかな。

スポーツだと、「喜び」は「喜び」、「悔しさ」は「悔しさ」としてストレートに伝わる。だから、選手と一緒になって「悔しい」と思う人もいれば、
「やったー！」と喜ぶ人もいる。感動する人もいる。
それでいいんじゃないのかなって気がする。

感動を強要されて、とにかく泣かせなきゃみたいな感じがするんだよね。
変な言い方だけど、一言多い番組かな。