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>>1415
母は泣いて部屋に閉じこもっていて、父と私は、弟の小さい棺を火葬場まで運びました。 火葬場のおじさんが、こんな小さいんじゃ、灰にも残らないかもよ。と。
どうしたら?と泣いていた父。
なにかに包んだら、ちょっとは残るかもしれない。と火葬場のおじさん。
父は車から膝掛けや毛布を持ち出し棺を包みました。
これでも残るかどうか。と火葬場のおじさん。
真冬でしたが、父と私は着ていたコートとセーターを脱いで棺を包みました。
待ち時間、とても寒かったのを覚えています。
弟の小さな小さな真っ白な骨がひとつ残りました。
一生忘れません。
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18/09/23 00:43:36