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- 16/12/24 02:33:06
千葉県教育委員会は21日、勤務校で女子生徒の体を繰り返し触るなどのわいせつ行為を行ったとして、県北東部の公立中学校の男性教諭(60)を懲戒免職処分とした。
男性教諭は「女子生徒に好意を覚え、まずいと感じながらより近い関係になりたいという欲望を抑えきれなかった」と話しているという。
県教委によると、男性教諭は10月下旬~11月下旬までの間、校内で同じ女子生徒に対し、抱きしめたり、体操服の中に手を入れて上半身を直接触ったり、尻や足などを撫でるわいせつな行為を、10回程度繰り返し行ったとされる。
男性教諭は、少人数の生徒を集めた授業で女子生徒を担当していて、指導時間中にも触っていたという。
女子生徒は恐怖から相談できずにいたが、11月24日に担任に被害を訴える手紙を渡し、わいせつな行為が発覚した。
男性教諭は昨年度、別の複数の女子生徒の体に触る行為が発覚、3人の女子生徒から「気やすく体に触れてくる」と相談があり、校長が今年3月に指導していた。
県教育委員会の調査に対して男性教諭は、「女子生徒に好意を覚えるようになり、スキンシップのつもりでマッサージなどをするうちに、まずいと感じながらもより近い関係になりたいという欲望を抑えきれなかった。」と話しているという。
県教委は男性教諭の氏名や勤務校は明らかにしなかった。
県教委は同日、男性教諭のわいせつ行為を防ぐことができなかったとして、同校の校長(56)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分とした。
記者会見した神子和夫教育次長は「極めて遺憾な行為で、生徒、保護者、県民に申し訳ない。二度と起きないように努める」と陳謝した。
県教委が本年度、わいせつ行為で教員を懲戒免職にしたのはこれで3人目。
2016.12.22
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