小林麻央ブログに対してベルーガクリニックがここまでした理由は?

  • ニュース全般
  • 組体操
  • 16/10/17 12:46:27

ベルーガクリニックがここまでした理由は?

クリニックHPの10月9日の掲示板投稿に、小林麻央さんのブログ「KOKORO.」に対する考えが示されています。
それによると同クリニックが危惧するのは具体的には次の点です。

・標準治療を行っている人の不安を煽る
・授乳中や検診不要な年代の検診が増える
これは全ての闘病記が少なからず行使する影響力です。例えば、北斗晶さんの乳がん告白の際にも同様の影響があったでしょう。

ただし、麻央さんのブログKOKORO.には特殊な事情があります。それは、「都合の悪い部分が出ていない」「非標準治療にふれていない」こと。

事実が誤解なく伝わった上での影響力ならまだしも、事実が曲解されたままの強大な影響力はミスリードを招きます。私は他の多くの人と同じようにKOKORO.のファンであり、比較的熱心な方の読者だと思っています。しかし、当ブログはほとんど標準治療の範囲でした考えていません。もし、麻央さんの現状を作った決定的な要因が非標準治療にあるとする同クリニックの見解が事実なら、当ブログはミスリードの事例となるでしょう。

非標準治療の結果であるものを、あたかも標準治療の結果であるかのように受け取れば乳がん治療の実像は歪められます。KOKORO.に対する同クリニックの要望は次の1点に集約されています。

僕はブログをするんだったら、経時的に正直に記載して欲しいです。
KOKORO.は個人ブログなのか巨大メディアなのか
ここで私たち読者は小林麻央さんのブログKOKORO.が持つ2面性を自覚する必要があるかもしれません。

【ジャンルとしてのKOKORO.】
体裁はあくまでも個人ブログ、ジャンルはいわゆる闘病記。本人が好きなことを書けばよい。また、書きたくないことは書かなければよい。内容についての誤解が生まれるかどうかは読者側の問題であり、誤解の可能性をあらかじめ排除する義務を負わない。

【メディアとしてのKOKORO.】
膨大な読者を持つ巨大メディア。投稿があれば大手メディア数社が必ず取り上げるほどの影響力。影響力に見合った社会的責任が求められる。
ベルーガクリニックの投稿「小林麻央さんの乳がん報道について(当院患者さんへ)」は、医師が優位な立場から、病気で苦しむ無力な患者を攻撃しているような印象を与えるかもしれません。医師-患者の構図で見る限り、医師側にパワーがあります。
しかし、メディアとして見た瞬間、このパワーバランスは逆転します。KOKORO.は超巨大メディアであり、クリニックHPは(こう言ってはなんですが)弱小メディアに過ぎず、相手がKOKORO.では勝負になりません。
おそらく同クリニックは患者からの質問や不安の声の増大に、KOKORO.のパワーを肌で感じ、その影響力に危機感を覚えたのでしょう。正反対の強い力をぶつけなければとても対抗できない。標準治療への誤解は止まらない。だからギリギリの暴露に出て、ようやく一部の人が耳を傾けた。しかし、その数はKOKORO.の圧倒的読者数からすれば何千分の1、何万分の1に過ぎないでしょう。

KOKORO.を個人の闘病記と見るならばクリニックはやり過ぎています。しかし、巨大メディアと見るなら「経時的に正直に記載して欲しい」という主張も理解できるのです。


  • 1 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

画像表示ON・OFF

    コメントがありません

※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ