「シングルマザー婚活トーク（1）求婚1件目」
※アメンバー限定なので、魚拓が貼れずコピペしてます。
改行はウザいので詰めました。

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旦那が『離婚宣言』をして１週間。
私はひたすら宇多田ヒカルの
『誰かの願いが叶うころ』を聴いていた。
誰かの願いが叶うころ
あの子が泣いてるよ
そのまま扉の音は鳴らない
この歌詞が胸を突き刺した。
旦那と出会った16歳の頃の私がまさかこんな結末を迎えようとは思わなかった。
私の人生に離婚なんて出来事が訪れるなんて思ってもみなかった。
悲しくて悲しくて気が狂いそうだった。
母親の心ではなく
女の心がズタズタになった。
女の幸せってなんだろう…
普通の24歳の女の子は普通にデートして
彼氏と旅行して…
普通の恋愛を楽しんでるんだな…
そう思った。
とたんに自分の価値が分からなくなった。
母親としての生き方は
毎日必死で真っ直ぐで…世に言う『肝っ玉母さん』
でも女としての生き方は？
お化粧毎日してた？
オシャレしてた？
生活に追われて
旦那の女の影におびえて…
不倫相手の顔を想像した。
きっとキチンとお化粧して
いいにおいがして
一緒にいて気持ちがいい相手なんだ…
私は違うんだ…。
悲しくて
苦しくて
惨め…。
なんだかとても悔しくなった。
母として妻として女として…
そりゃ自分の努力も必要だ。
でも…
女を輝かせるのも男次第じゃないのか！？
今は辛い。
でも自分を輝かせるために私は動こう！
息子の為によきパートナーを探そう！！
泣いてばかりじゃ進めない！！
とはいえ…
どう相手を探すべきか？
『あ！』
手に持っていたケータイの画面をパカッと開けた。
『SNS！』
そうだ！男は旦那ばかりじゃない！
全国の人口の半分は男じゃん！
この中に必ず私にピッタリで
毎日笑って暮らしていける人はいるはず！
絶対に探してやる！！
コミュニティにプロフィールを作成し
全ての項目に偽りのない記入をした。
離婚後初のデートはこの後１週間で決まった。