- 病気・健康
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дさん
歯肉炎と歯槽膿漏の違いですが。
歯肉炎は歯茎に限られた炎症です。
原因としては、歯磨きで磨き残した汚れが長期間歯茎に触れていますと、歯茎は異物を排除しようとし、腫れてくるわけです。
症状としては、歯磨き時の出血や口臭などがあります。
磨き残し以外にも唾液の性質や全身的なご病気も関係してきます。
歯槽膿漏(歯周病)は歯肉炎が進行したもので歯茎だけでなく、歯を支えている顎の骨にも進行して行きます。
歯肉炎で歯茎が腫れていると、歯と歯茎の隙間から汚れや細菌が中に入って行くわけです。
症状としては、歯肉炎と同じ歯磨き時の出血から始まり、歯茎からの膿、歯周病菌は歯を支えている顎の骨を溶かして行きますので、歯の揺れといった症状が出て来ます。
分かりやすく言いますと、砂山(顎の骨)に棒(歯)を立て、手(歯周病菌)で周りの砂を掻きだして行くと最終的に棒は倒れますね。
これが歯槽膿漏の症状です。
歯肉炎は正しい歯磨きで治す事が出来ます。
ただ歯周病は一度進行すると治る事は無く、歯科衛生士による精密な歯石除去と徹底した正しい歯磨きで、進行を止める事は出来ます。- 0
06/05/11 11:35:37