• No.2 主 やればできるんだけどね

    26/10/20 10:04:18

    続いて研究チームは、被験者らが男性の権利擁護活動を支持する度合いや、活動に参加したいと思うかどうかについても測定。男性の権利擁護活動については、法改正の提唱や団体への参加といった「従来型の政治活動」と、暴力に発展しうる活動への参加や身体的攻撃を伴う行動への支持といった「過激で非伝統的な政治活動」の2グループに分類しました。

    分析の結果、謙虚さが低い男性ほど男性集団が抑圧されていると感じている可能性が高く、この剥奪感が従来型および非伝統型の政治活動への支持を予測することがわかりました。また、謙虚さの低さは非伝統型の政治活動への支持を、剥奪感は従来型の政治活動への意欲をより強く予測する傾向がみられたとのことです。

    第2段階では、白人と黒人がほぼ同数のアメリカ人男性492人を対象に調査を行いました。この調査では、謙虚さと剥奪感の関連性が人種グループ間で共通しているのかどうかに加え、「男性の不利な状況」を意識させることで結果が変わるのかどうかも検証されました。

    被験者らはまず、第1段階の研究でも行われた謙虚さに関するアンケートに答えました。そして半数は「男性が女性と比べてどのような点で不利な立場にあるか」を考えて4つの文を書き、残る半数は「朝のルーティーン」について4つの文を書きました。これらの記述課題の後、被験者らは剥奪感および男性の権利擁護活動に対する姿勢について調査したとのこと。

    その結果、男性の不利な点についての記述課題は、以前の研究でも確認された謙虚さと剥奪感、そして男性の権利擁護活動を支持する傾向に影響を与えませんでした。男性の不利な点を意識させられた男性であっても、一貫して謙虚さが低いほど剥奪感が強く、剥奪感が強いほど男性の権利擁護活動を支持する傾向があることが示されました。

    続く

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