枝豆
1か月前から特急の指定席を予約していた席
「すみません。そこ、私が予約している席なんですが…」
母親は私を見上げ、それから男の子をちらりと見た。
母親「え…子どもいるんですけど。ほかの席じゃだめですか?」
父親「子どもいるんですけど。少しくらい、別のところに座れません?」
「申し訳ないですけど、ここを予約しているので、この席に座りたいです」
そう伝えると、父親は腕を組んだまま黙ってしまった。
母親も席を立つ様子はない。
車掌「どうかされましたか?」
私は少しほっとしながら、自分の切符を差し出した。
「すみません。この席を予約しているんですが、こちらのお子さんが座っていて…」
車掌さんは私の切符と座席番号を見比べると、家族のほうへ向き直った。
「恐れ入ります。お手元のきっぷも確認してよろしいでしょうか?」
父親は少し間を置いてから、上着のポケットから自分たちの切符を取り出した。
車掌さんは内容を確認すると、落ち着いた声で説明した。
「こちらのきっぷでは、この車両の指定席はご利用いただけません。自由席は前の車両になります」
父親は手元の切符を見てから、「まぁ…そうですよね」と小さく答えた。
母親も少し困った顔をして、網棚の紙袋に手を伸ばした。
「じゃあ、行こう。ほら、おいで」
母親に手を取られると、男の子は素直に席から降りた。
図々しい上に料金もごまかしてる
https://trilltrill.jp/articles/5041469
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*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
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