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英イングランド、16歳未満にエナジードリンク販売禁止へ 27年春から
2026年7月18日 1:46
【ロンドン=下田恵太】英政府は2027年4月からイングランドで16歳未満の子供に高カフェインのエナジードリンクの販売を禁止する。健康への影響を懸念し、規制強化に踏み切る。東欧なども子供への販売を規制している。
食品安全法で認められた政府の規制権限に基づき、議会の承認を経て施行する。違反した場合、販売事業者は最大で2500ポンド(約50万円)の罰金を課される。
1リットルあたり150ミリグラムを超えるカフェインを含む清涼飲料水に適用し、紅茶やコーヒーは対象外となる。英国で販売されている一般的なエナジードリンクのカフェイン濃度は基準値の倍の水準だ。
政府が25年9〜11月に実施した意見募集には、約1100件の意見が寄せられ、9割が規制を支持していた。
英国では13〜16歳の3割以上が週1杯以上エナジードリンクを飲み、イングランドでは11〜15歳の4%にあたる10万人以上が毎日摂取しているとのデータがある。小売店では既に16歳未満の子供へのエナジードリンクの販売を自主的に取りやめる動きが広がっているものの、子供が購入しやすい状況が続いていた。
英国で健康政策に政策提言する医療団体から成る肥満健康同盟のキャサリン・ジェンナー事務局長は「エナジードリンクは、不安、睡眠不足、集中力低下、学習能力や健康への悪影響と関連しているという強力な証拠がある」と指摘する。
続く
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No.1 主 ライチ
26/07/19 18:50:15
欧州食品安全機関(EFSA)によると、妊婦を除く健康な大人は1日に400ミリグラム摂取しても安全への懸念はほとんどないという。子供も1日の摂取量が体重1キログラムあたり3ミリグラム以下であれば安全性に問題がないとしている。
政府が問題視するのが、健康格差の助長だ。エナジードリンクは低所得者層の子供ほど摂取しやすい傾向があるという。シャロン・ホジソン保健省政務次官は「健康や教育への悪影響は、社会全体で不均等に及ぶ可能性がある」と述べた。
英国ソフトドリンク協会は16日、「(16歳未満への販売禁止措置は)不必要であり、過剰摂取や健康被害に関する確固たる証拠に裏付けられていない」とする声明を発表した。既にカフェイン含有量の多い飲料に「子供にはお勧めしません」というラベルが貼られていることなどを理由に挙げた。
若年層へのエナジードリンクの販売規制は東欧を中心に広がる。ポーランドは24年、ハンガリーも25年に18歳未満への販売を禁止した。カザフスタンでは25年から21歳未満への販売を禁じている。
ウェールズやスコットランド、北アイルランドへの規制導入は各自治政府の判断に委ねられている。英公共放送BBCによると、スコットランドでは公共部門の施設で規制があり、ウェールズと北アイルランドでは規制導入が検討されているという。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF17AHQ0X10C26A7000000/
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