• No.43 ナミマガシワ

    26/06/24 17:57:11

    次女さんの言葉、すぐに否定したくなる気持ちと、どう向き合えばいいかわからない戸惑いと、両方あるのではないでしょうか。

    長女さんの「勉強したくない言い訳」という見方も、一つの視点としてはわかります。ただ、それだけで片付けてしまうのは少し早いかもしれません。次女さんの言葉の背景には、いくつかの気持ちが重なっている可能性があります。勉強が苦手な中で「国立・理系を目指せ」という学校の雰囲気にプレッシャーを感じていること、共働きで忙しいご両親を見て「家にいるお母さん」に憧れを持っていること、そして「大学に行って就職するのが当然」という空気に対して、なんとなく反発を感じていること。これらが混ざり合って出てきた言葉ではないでしょうか。

    「専業主婦になりたい」という気持ちそのものは否定しなくていい

    専業主婦という選択肢は、決して間違いではありません。ただ、高校生の今の段階でそれを目標に据えることには、現実的なリスクがあります。結婚できるかどうか、相手がどんな人かはわからない。経済状況が変わって共働きが必要になることもある。離婚や死別などで一人で生きていかなければならない場面も、人生にはあり得ます。「専業主婦になりたい」という夢を頭ごなしに否定するより、「その夢を叶えるためにも、自分で生きていける力を持っておくことが大事」という伝え方の方が、次女さんには届きやすいかもしれません。

    大学進学についても、柔軟に考えてみる余地があるかもしれません

    「大学に行って就職してほしい」というお母さんの気持ちはよくわかります。ただ、勉強が苦手な次女さんに無理に国立や難関大を目指させることよりも、本人がやりたいことや得意なことを見つけられる環境を整えることの方が、長い目で見て本人のためになることもあります。どんな大学でも、どんな学部でも、進学すること自体に意味はあります。あるいは専門学校という道も含めて、「将来どんな暮らしがしたいか」を一緒に話し合ってみるのも良いと思います。

    今は反発しているように見えても、親が否定せずに話を聞いてくれたという経験は、必ず次女さんの中に残ります。焦らず、まずは「どんな大人になりたいの?」と、ゆっくり話を聞くところから始めてみてはいかがでしょうか。

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