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カガミガイ
山形県内唯一の動物園「河北町児童動物園」(同町谷地)に、ツキノワグマが仲間入りし、近く一般公開される。県内の山間部で保護されたというメスの成獣。クマの目撃や被害が相次ぐ中での展示に、町は「間近で観察することで正しい知識を持つきっかけにしてほしい」と狙いを語る。(山田優芽)
動物園に11日に搬入されたクマは、飼育舎内で元気に動き回っている。
現在は、ブルーシートに覆われて一般の見学はできないが、時折隙間から足や鼻先を出す姿も。新しい環境に慣れた段階で、一般公開を始める予定だ。
町によると、体長1メートルほどのメスで、子グマだった2020年、山間部で衰弱していたところを保護されたという。
体調が回復し、野生に返そうとしたが人になれ、すぐに施設に戻ってきてしまい断念。米沢市の救護所でしばらく飼育された後、県を通じて受け入れを依頼された。
凶暴なイメージに反して、なれない人が近づくと警戒する臆病な一面もある。果物や小さな虫を食べたり、大好きな水浴びをしたり。冬眠や繁殖期など、季節によって活動にも変化があるという。同園では、生態を十分に理解してもらうために飼育員の解説なども計画している。
同園では2019年までツキノワグマのメス「わっこ」を飼育していたが、死んだ後はクマの飼育はなかった。
今回新設したクマ舎は、二重扉にして飼育員と直接対面しないようにするなど、安全管理が徹底されているという。
現在は「クロ」と呼ばれているが、今後正式に命名することも検討している。
町商工観光課の増川英司観光振興係長は、相次ぐクマ被害を念頭に「今回のクマは悪さをして捕まった個体ではないことは強調したい。動物園の人気者になってもらえたら」と期待。
一方で、「正しく怖がる」ことの重要性も指摘し、「身近に生息する動物として、正しい知識を持ってもらえれば。顔や手、大きさまでよく観察して、『怖い』だけではない生態を知ってほしい」と呼び掛ける。 https://news.yahoo.co.jp/articles/05525ba6841dfd9e7d86f5cc47f0e15dd2ba880b
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