小川晶･元前橋市長(42)とラブホに通っていた既婚男性職員が懲戒処分【群馬県】

前橋市の前市長のホテル問題、相手の男性職員が退職　停職処分を受け

2025年12月9日 19時30分

　前橋市の小川晶・前市長（42）が既婚の男性幹部職員とラブホテルに通っていた問題をめぐり、市は9日、当該職員を同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分決定後、職員から今月末での退職願が提出されたという。

　発表によると職員は50代で、市長と公務外で打ち合わせる場所としてラブホテルを提案し、10回以上利用した。それが報道されたことで「市長公務の中止やコールセンター設置による対応など、市政の執行に大きな影響を及ぼし、市民の信頼を著しく損なった」とし、地方公務員法（信用失墜行為の禁止）違反にあたると判断した。

　この問題への批判が高まり、小川氏は11月27日付で市長を辞職した。専用コールセンターには、翌28日に閉鎖するまでの約2カ月間で1万2千件以上の電話があったという。

　市長の職務代理を務める細谷精一副市長は、「市のイメージの悪化を招くとともに、市民の信頼を大きく損ねることとなったことに対して、心よりおわびを申し上げます」とコメントを発表した。

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