ダイヤモンド(1カラット)
高市早苗首相の国会答弁での台湾発言による日中の政治的緊張が高まるなか、その影響がエンターテインメント分野にも及んでいる。
中国メディアは、12月に中国公開予定だった日本映画『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』と『はたらく細胞』の公開が見合わせになったことを伝えた。一方、11月14日より公開されている『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は継続上映されるようだ。
これまでにも中国では、こうした政治的な関係性によるエンターテインメントへの規制がたびたび行われてきている。
近年では、2016年に韓国に対して、アメリカのミサイルシステム配備への対抗措置として、映画、ドラマ、K-POPなど韓国文化コンテンツの流通を制限する限韓令を出し、コンサート公演などを含む韓国コンテンツを中国市場から締め出した。その後、徐々に規制は緩和されているが、K-POPのコンサートが再開されたのは、今年に入ってからだ。
今回の政治的緊張の高まりによる、今後の日本コンテンツへの影響が懸念される。音楽でも、グローバルボーイズグループ・JO1は中国で今月開催予定だったファンイベントを中止している。
ただ、中国本土でも好調な興行になっている『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』の上映打ち切りなどは伝えられていない。中国当局の国民感情への配慮もあるのかもしれないが、注視すべきは今後の日本アニメ公開がどうなるか。今年はとくに世界的ヒットになっている作品が多く、中国公開を予定していた作品もあるだろう。
改めて地政学的なリスクが示された巨大市場への今後の日本エンターテインメントの戦略に影響を与えそうだ。
1件~3件 ( 全3件)
*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.3 奇石
25/11/19 10:19:34
鬼滅はまだ上映されてるの?
鬼滅も止めればいいよ
返信
No.2 化石
25/11/18 22:03:50
どうせ見るんだろ?口ばっかりだからなアイツら
返信
No.1 ダイヤモンド(1カラット)
25/11/18 21:33:33
どうぞどうぞ公開しないでくださいね。
返信