ダイヤモンド(1カラット)
「台湾の立場」外交窓口が声明「中国には口出しする権利ない」高市早苗首相の発言めぐる抗議で
[2025年11月13日13時35分]
台湾が日本に外交窓口として置いている「台北駐日経済文化代表処」の公式X(旧ツイッター)が12日までに更新され、高市早苗首相の「台湾有事」をめぐる発言で中国側が抗議している問題についての、「台湾の立場」を伝えた。
高市首相は7日の衆院予算委員会で、台湾有事が集団的自衛権行使の対象となる「存立危機事態になり得る」と答弁。これに対し、中国の薛剣駐大阪総領事がX「汚い首は斬ってやる」などと投稿(現在は削除)し、中国外務省も日本に反発した。日本側も木原稔官房長官が、薛剣氏の投稿について中国に抗議したことを明かすなど、波紋が広がっている。
台北駐日経済文化代表処の投稿では日本語と中国語でこの件について記載。「日本の高市首相の発言について、中国外交部が中国に対する内政干渉をやめるよう求めた件について」と前置きし「台湾の立場」として、以下の4点を記した。
「中華民国台湾は独立した主権国家であり、主権は台湾の人々に属しており、中華人民共和国とは互いに隷属せず、中華人民共和国は台湾を統治したことがない」
「中国には口出しする権利も、他国の主権行為に干渉する権利もない」
「近年、中国は台湾海峡及び東シナ海において頻繁に大規模な軍事活動を行っており、地域の平和と安定を損ない、地域の緊張を高めている」
「台湾は、防衛力強化に加え、理念を共有する国々と緊密に連携し、台湾海峡及び地域の平和・安定・繁栄を守っていく」
台北駐日経済文化代表処はプロフィル欄で、「台湾の日本における外交の窓口機関で、実質的には大使館の役割を果たしています」と紹介し、台湾の情報などを発信している。
https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/202511130000476_m.html
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No.1 主 ダイヤモンド(1カラット)
25/11/17 18:36:10
台北駐日経済文化代表処のXから
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