修学旅行に行かなかった

高２の娘は軽度の発達障害があり、超マイペースで小さい頃からなかなか集団生活に馴染めず、特定の友達がいません。

なので、高校に入学して友達関係を心配していました。
幸い 気の合う友達ができたようで安心していましたが、まさかの２年生に進級するタイミングで学校を辞めてしまったんです。
その後、たまに遊んでたAちゃんと一緒にいることが多かったのですが、その子は休みがちで、「お弁当を食べる時に１人ぼっちで寂しい」と言うので「他の仲間に入れてくれそうな子に声をかけてみたら？」とアドバイスしました。
そこでBちゃんCちゃんも交えて４人でお弁当を食べるようになったそうです。

それが、修学旅行の部屋割りで、娘に内緒で他の３人で３人部屋に決められてしまったとのこと。
いきなりの仲間はずれの原因は、担任の先生の話では「AちゃんがBちゃんに、〇〇（娘）がBちゃんの悪口を言っていたと告げ口したところ、Bちゃんがそれに激昂した」というものでした。
しかし娘には心当たりがなく、またどんな言葉に激昂したのか。それが本当なら謝りたいと娘が尋ねても教えてくれなかったそうです。
結局、どこへも入る事ができずにいた娘に担任の先生から「自分で入れてもらえそうな所に頼んで入れてもらうように」と言われたそうです。
高校の先生ってこんなものでしょうか。
娘はクラスラインから個別に入れてもらえないか頼んでいましたが、みんな答えはNO。
8割くらいの子から断られた時点で「もう修学旅行に行かない」と言いました。

その後、学校から呼び出しがあり、主任、担任の先生、主人、私、娘で話し合いの場が設けられました。
先生は何とか入れてくれそうな部屋を探してくれたようでしたが、その子からは「どうしても仲の良い子と２人だけで同じ部屋になりたいからごめんね」とラインで断られた子なので、娘は申し訳なくて入れないと。
結局、修学旅行へは行きませんでした。

親として、お友達と楽しく修学旅行へ行って欲しかったという気持ちがどうしても拭えませんし、担任の先生の立ち回り方にも不満があります。
これからの高校生活、娘は１人ぼっちで過ごさなければならないのかと思うと不憫でなりません。