プロ失格だなと思うことある？ へのコメント（No.10）

ざっと見渡すと、いわゆる　ゆとり世代　に特有の思考傾向が垣間見える。
年齢やキャリアに関係なく、「フラットな関係性で議論し、納得解を見出そう」とする対話重視の文化が根付いているように思う。
年上だから敬意を払う、頭を下げるといった従来型の礼儀は、必ずしも価値とはされない。むしろ、年長者であっても「能力がない」と見なされれば、遠慮なく下に見るという感覚があるようだ。

氷河期世代までとは、価値観の根本が異なっている。
正直、現場の年配層、特にオッサンと呼ばれがちな世代が、この思考をどう受け止めているのか、時折気になるところだ。

たとえば飲み会の誘い。
最近は断る若手が増え、それを受け入れる上司も「無理に来なくていいよ」と言ってはいるが、それが本心なのか、あるいは表面上の配慮なのかは読めない。
新人に対してやたらと寛容な上司もいるが、内心どこまで納得しているのか、組織運営の視点から見ると見極めが難しい部分もある。