公園でハトに餌与える人
16歳未満のSNS、オーストラリアでなぜ禁止? 実効性には課題も
1/13(月) 16:02配信
毎日新聞
オーストラリアで16歳未満のSNS利用が禁止されるというニュースが話題になりました。理由はなぜ? どうやって利用を制限するの? 記者がわかりやすく解説します。
Q 外国で若者のSNS利用が制限されるというニュースを見たよ。
A オーストラリア議会で昨年11月に可決された、16歳未満のSNS利用を禁止する法案のことですね。X(ツイッター)やTikTok(ティックトック)などSNSの運営事業者に対し、16歳未満が利用できないようにするよう求めたもので、アカウント作成時に厳格(げんかく)な年齢確認を義務付けます。違反(いはん)した場合、最大4950万豪ドル(約50億円)の罰金(ばっきん)を科します。
子どもや保護者に罰則(ばっそく)はありませんが、SNSを巡って世界で最も厳しい法律になりそうです。
Q なぜそんな法律を作るの?
A オーストラリアでは、子どもがSNSを通じて、いじめに遭(あ)ったり、性犯罪や詐欺(さぎ)の被害者(ひがいしゃ)になったりするケースが多く、被害者の親を含め、規制(きせい)を求める声が多く上がっていました。
Q 国民には支持されているの?
A 民間の世論調査では77%が法規制を支持しています。議会でも上下両院ともに賛成多数(さんせいたすう)で可決されました。
一方、SNS事業者や人権団体は「自分の意見を自由に表明したり情報にアクセスしたりする権利を子どもたちから奪(うば)う」と懸念(けねん)を示しています。
Q 課題(かだい)もあるのかな。
A はい。年齢確認の実効性(じっこうせい)に疑問を投げかける声もあります。パスポートなどを提示して年齢を確認する場合、個人情報の取り扱いをどうするのかとか、顔認証(かおにんしょう)による登録(とうろく)では、年齢を適切(てきせつ)に判断(はんだん)できないのではという懸念もあります。
法律の施行まで1年の準備期間があるので、政府は課題をどう乗り越えるのか、検討(けんとう)するとしています。回答・石山絵歩(アジア総局)
古トピの為、これ以上コメントできません
件~件 ( 全0件)
*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
まだコメントがありません