金属バットで襲いかかる会社員に警察官が発砲 逮捕【富山県】

富山 金属バットで襲いかかる会社員に警察官が発砲 逮捕

2024年11月7日 13時29分

7日未明、富山県南砺市の住宅の敷地内で、金属バットを振り上げて襲いかかってきた会社員に警察官が警告したうえで拳銃2発を発砲し、公務執行妨害の疑いで逮捕しました。会社員は足や腕に大けがをしましたが命に別状はないということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。

7日午前0時すぎ、富山県南砺市高儀に住む男性から「同居している息子が息子の妻を殴っている」と通報があり、警察官2人が現場に駆けつけたところ、住宅の敷地内で男が大声を上げながら、金属バットを振り上げて警察官に襲いかかってきたということです。

警察によりますと、警察官は拳銃を構えて「バットをおろせ、撃つぞ」などと警告しましたが、向かってきたため敷地内で拳銃2発を発砲し、公務執行妨害の疑いでその場で逮捕しました。

逮捕されたのは、この住宅に住む47歳の会社員で、足や腕に大けがをしていて、病院で治療を受けるためその後、釈放されました。

父親と妻がけがをしているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。

拳銃の使用について、南砺警察署の折川武司 副署長は「現時点では問題はなかったと考えている」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241107/k10014631461000.html