【画像あり】「前の乗客が背もたれを倒してパソコンが破損」…機内マナー論争＝米国

9/25(水) 8:45配信

米国で飛行機前の座席の乗客が突然背もたれを倒し、簡易テーブルに置いていた後部座席の乗客のパソコンが壊れる事件が発生した。

２３日（現地時間）、米国インターネットメディア「ユニランド」によると、ポッドキャストの司会者パット・キャシディ氏が２０２０年デルタ航空を利用して体験した経験談が最近ネット上で再注目され、「座席の背もたれを後ろに倒すことを全面禁止しなければならない」という主張が広がっている。

これに先立って、キャシディ氏は自身のＸを通じて「前の座席に座っていた乗客が座席を後ろに倒したせいで自身のパソコンが壊れた」と主張し、航空会社に責任を尋ねた。

また、デルタ航空に「前の座席の人が背もたれを後ろに倒した時、パソコンが破損することを防止できるように小さな警告表示を残しておいたり、これを知らせることができる方法があれば良い」と提案した。

同時に「乗務員が私に来て『前の座席の乗客は背もたれを後ろに倒す可能性がある』と話した後に大丈夫なのか尋ねた」として「とてもありがたかった」と皮肉ったりもした。同時に「デルタ航空の座席が私の生計を台無しにした」と主張した。

その後、キャシディ氏は状況を聞いたデルタ航空側が自分に７５ドル（約１万円）水準の補償を提供したと明らかにした。また「デルタ航空は依然として座席の背もたれに警告文を書いておかなかった」とし、「悲しいことだ」と伝えた。

キャシディ氏の経験は最近ソーシャルメディア（ＳＮＳ）を通じてネット上で注目され、これはすなわち「飛行機マナー」の問題に関連した論争につながった。

あるネットユーザーは、「旅行する時、一番嫌な点だ。座席を後ろに倒すのは無礼なこと」とし、キャシディの意見に共感を示した。反面、他のネットユーザーは「前の座席の背もたれは自由に後ろに倒すことができる」「破損の危険がある物を前の座席に寄りかかって置かないことは常識」という意見を出しもした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b936a1439c11c709599f069fd54b9b59f2497830